暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 〜優しき仮面をつけし破壊者〜
StrikerS編
85話:防衛、ホテル・アグスタ
[4/5]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
れじゃあ俺はティアナと一緒に最終防衛ラインに」
「わかったわ。前はヴィータちゃんとシグナム、ザフィーラが迎撃に回ってくれるわ」
「おいおい、そりゃあこっちにガジェットが来ないじゃないか」
「ヴィータちゃんはそのつもりみたいよ?」
「なんだそれ。あいつ意外と過保護だったのか?」
まぁいいや。そう思ってトリスをベルトにして腰に巻き、カードを一枚取り出す。
〈 ATACK RIDE・MACHINE TORNADER 〉
そのカードをトリスに入れると、背後から灰色のオーロラが出現し、それが通過するとそこには仮面ライダーアギトの乗る『マシントルネイダー』が置かれていた。
現れたマシントルネイダーに跨り、エンジンをかける。
「それじゃあ、行くぜ」
そう言うと一気に飛び出し、宙に舞う。下を覗くと驚いた表情をしているティアナが見えた。そう思うのも束の間、マシントルネイダーは重力のままに落下し始める。
だがその途中でボディが伸びるようにスライド変形し、タイヤのオルタホイールが九十度回転し宙に浮いた。そして跨ぐ座り方から立ち上がり、スケートボードのようにマシントルネイダーの上に乗る。
マシントルネイダーが変形した姿、『マシントルネイダー・スライダーモード』だ。
「行くぞティアナ。乗ってくか?」
「あ、いえ。私はスバルを待ちます」
「そうかい、それじゃあ俺はエリオ達と合流するわ」
取りあえずティアナの近くまで降下し、ティアナに話しかける。返事を聞くとすぐにマシントルネイダーに乗って防衛ラインに向かった。
でまぁ、フォワードメンバーも揃ってホテル前で構えているが……
「いやはや、やっぱ二人共―――いや、三人共すげぇな」
「これが、シグナム副隊長とヴィータ副隊長の……」
「す、凄い……」
モニターに映るシグナム達の姿を見て、エリオとキャロが感嘆の声を上げる。
鉄球を作り出し、自らのデバイス―――グラーフアイゼンで弾き飛ばしガジェットに命中させ、粉砕するヴィータ。
地上付近で低空飛行するV型の正面に立ち、レヴァンティンに炎を灯し、V型の攻撃を躱しレヴァンティンでV型を両断するシグナム。
また別の場所では向かってくるT型を、魔力でできた拘束条で突き刺し破壊するザフィーラの姿があった。
現状、三人はガジェットを一体も抜かせていない。これじゃあほんとにあいつの言う通り、こっちに一体も来ないんじゃねぇのか?
「退屈しそうだ……」
「士さん、そんな事言わないでくださいよ…」
「だってよぉ〜」
「―――っ!」
しか
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ