終戦を告げる叫び
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
アルト「っ・・・ざけんなあああ!!!!」
ジョゼ「!!!」
アルトはジョゼの攻撃を振り払い、懐に入り込む
アルト「よーく覚えとけぇぇぇクソ魔導士ィィ!!!!」
アルトは怒りに満ちた声で叫んだ
ファントム本部の外まで響くような大声だ
アルト「ルーシィは俺たちの仲間だああああああ!!!!」ズドンッ
ジョゼ「がっ・・・!!!!」メキィ
ジョゼの腹部にアルトの衝撃波を纏った拳がめり込む
アルト「フェアリーテイルの怒りをその身に刻んで、心身ともに悔い改めやがれええええ!!!!」
ジョゼ「ぐああああああああああ!!!!」
アルトはそのままジョゼを突き上げるように殴り飛ばす
吹き飛んだジョゼは本部の天井を突き抜け、遥か上空の彼方へ飛んでった
その光景は外にいるカナや、同時刻にガジルを打ち取ったナツたちにも見えていた
「な、なんだったんだよ・・・今の叫び声は・・・!?」
「お、おい・・・空を見てみろ!誰かが血まみれで吹き飛んでやがる!!」
「あれって・・・マスタージョゼじゃねえか!!?」
「ウソだろ!?じゃあなんだよ・・・聖十大魔道がやられたって言うのかよォ!?」
ガジル「マスター・ジョゼが・・・負けた!?」
ハッピー「アルトが叫んだ後、ジョゼが空に飛んでった・・・」
ナツ「って事は・・・」
ナツとハッピーが同時に顔を見合わせ
ナツ・ハッピー「「アルトが勝ったんだァ!!!!」」
アルトの勝利を確信した二人が子供のようにハシャいだ
ルーシィ「アルト・・・」
ルーシィは空に吹き飛ぶジョゼを見ながら口元を押さえ、アルトの名前を呟いた
『ルーシィは俺たちの仲間だああああああ!!!!』
アルトの叫んだ言葉が何度もルーシィの心に深く突き刺さる
ルーシィは一筋の涙で頬を濡らしながら心の中で強く思った
ルーシィ「(ありがとう・・・!!)」
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ