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東方願望録
1話「幻想郷」
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「だいたいから、魔理沙はスピードを出しすg
「あの、すいません。」
………………あら、気がついたの?」
「霊夢、誰だ?こいつ、彼氏?」
「ち、違うわよ!神社の前に倒れてただけ!
あのまま放置してたら、凍えるから中に入れただけよ!」
主さんが霊夢で、魔女コスの人が魔理沙というのか。
ふむふむ。じゃあ、霊夢さんに話を聞いてみようかな。

「あの、ここはどこですか?」
「ここは幻想郷だぜ!」

幻想郷?え、幻想の郷土?よくわからない。

「知らないって事は、外来人か。
まぁ、大雑把に言えば、外の世界と別れた世界。
妖怪や神、妖精や魔女。多種多様な生き物が共存する世界だぜ。」

何だ、妖怪とか神とか。
信じらんねぇ。

「ちょっと魔理沙。いきなり言ってもわからないでしょ?
えっと、ここは幻想郷といって、外の世界とここ幻想郷は表と裏みたいな感じ。
つまりは、裏の世界。普段は結界で外の世界から隔離しているんだけど。
その結界が歪んだのが原因かしら。
まぁ、すぐに元の世界帰れるから心配しないで。」

「残念ながら、貴方は帰れないですわ。」

っ!?
いつの間にか後ろにいたのは
赤いリボンのついたナイトキャップをかぶり
紫色の服を着た女性。

「紫、帰れないってどういう事?」
「何で、俺帰れないんですか?」

「こっちに来たのが原因で、貴方の中に眠っていた力が目覚めたからよ。
今までは、能力が発動しなかったから見逃してましたわ。
いずれ幻想郷に招くつもりでしたけど。」

「その、能力って何ですか?」

「私の能力は境界を操る程度の能力ですわ。
霊夢は、空を飛ぶ程度の能力。
魔理沙は、魔法を使う程度の能力のような感じで
それぞれが持っている特徴みたいなものですわね。
貴方の能力は 願う程度の能力。
まぁ、説明はこれくらいにしておきましょう。
それでは。」

そう言うと、空間を割って(クパァ)その中に入って行った。

「何だったんだ、あの人。」

「あ、紫は妖怪だから気をつけてね。」

え!?
あの人が妖怪なの!?
どう見ても人間にしか見えない。

「見た目だけで判断しちゃいけないぜ。
人間の姿をした妖怪が殆どだからな
気をつけろよ・・・・えっと、名前。」

「あ、あぁ、翔だ、天星 翔。」
「翔か。いい名前だな。
私は霧雨 魔理沙でそこの巫女が博麗 霊夢だ。
よろしくな、翔。」

「あぁ、よろしく。」

うーん、人間の姿をした妖怪が殆ど。
これはマズイかもね。

・・・・・まさか。

「あんたら、もしかして妖怪じゃないだろうな!?」

「「ちげーよバカ!」」

「痛っ!」

殴られた・・・・・・・・・・
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