暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マブラヴ
0851話
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
側の処理能力が追いつかないの。で、それを考慮してTC-OSを極限まで軽くしてみたんだけど、それでもやっぱり処理能力が追いつかない。もしどうしてもTC-OSを戦術機で使うというのなら、CPUやメモリを含めて内部部品を大幅に……それこそ、7割から8割くらいはこっちでより性能の高い部品を用意して交換しないといけないわ。そこまでする価値があるかと言われれば……疑問ね」

 確かにそうだろうな。エース機とかの極少数ならそれも可能だろうが、さすがにマブラヴ世界に存在している全ての戦術機の部品を半分以上交換するというのは、さすがに非現実的過ぎる。
 となると……

「TC-OSは使えない、か」

 その言葉に、レモンとマリューが頷いて肯定する。
 正直な話、これは痛い。現行の戦術機のOSが色々と問題があるからこそ、TC-OSを使えば今よりもかなりマシになると思っていたんだが……あるいは、多少機体をいじらなければいけないにしても、そこまでとは思っていなかった。
 となると、何とか現行のOSを改良するしか無い、か。内部パーツに必要な技術力に関しては、多少の援助も必要だろう。

「分かった。なら今使用されているOSで、少しでも快適に動けるように調整を頼む。その際の最優先事項は、何か行動を起こした際に動きが止まるという所を修正してくれ。あの硬直さえなければ随分とマシになるだろうしな」
「……分かったわ。他にも色々と手が無いか考えてみるわ」

 若干ではあるが、悔しげに呟くレモン。
 それから暫くマブラヴ世界に関しての報告を行い、会議は終了するのだった。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ