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魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
第8話『第一回模擬戦 後編』
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ああもう!これなら普通の魔導士を相手にしていた方が楽だよ、コンチクショ!とは言っても俺的には方法が思いついて無いわけでもないからな。


カズマ「なあ、ティアはアレを何とかする方法はあるか?」

ティア「まあ、いくつか思いついてはいるけど?……あんたは?」

カズマ「俺も一応はある。キャロはどうだ?」

キャロ「はい、試してみたいのがいくつかあります」

カズマ「よし、それなら……エリオ、スバル聞こえるか?」

スバル『聞こえてるよ』

エリオ『こっちも大丈夫です』


 俺はエリオとスバルに通信を繋ぐ、どうやらスバルは無事のようだ。やれやれ、心配させやがって。


カズマ「よし、それならお前らにガジェットの足止めを頼みたい。もし、出来れば数を減らしてくれるとより助かる」

スバル『オーケー、任せておいて』

エリオ『やってみます』

カズマ「良い返事だ。二人とも頼むぞ」


 二人からの返事を聞いてから通信を切る。さて、時間ももったいないし急いでやりますか…。









 魔法少女リリカルなのはStrikerS〜青年と機動六課物語〜
 第8話『第一回模擬戦 後編』









 sideシャリオ・フィニーノ









シャーリー「いや〜、みんなよく走りますね」


 私は、モニターでみんなの様子を見ながら呟くこれなら凄く良いデータが取れそう。


なのは「まだまだ危なっかしくてドキドキものだけどね」


 そう言いながらもなのはさんの顔は楽しそうに微笑んでいる。


なのは「ところでシャーリー、データの方はどう?」

シャーリー「良いのが取れてますよ。これなら、5機とも良い子に仕上がりますよ。レイジングハートさんも手伝ってくださいね?」

レイジングハート[All rigth]


 この調子なら、5人に凄く合った設定でデバイスが作れそう。
カズマくんには定期メンテナスをするようにきつく……きつ〜く!言っておかないとね。









 sideカズマ・キサラギ









カズマ「……ん?」

ティア「どうしたのよ、カズマ?」

カズマ「いや………なんか少し悪寒が……」

ティア「はぁ?馬鹿なこと言ってないで、集中しなさい」

カズマ「へいへい」


 そうだな、まずは模擬戦を終わらせる事だけを考えるか…。


キャロ「フリード、ブラストフレア!」

フリード「きゅく〜っ!」


 フリードの口に炎が集まり一つの球体となる、なんかかっこいいな。


キャロ「ファイア!」



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