過去にも未来にも苦しむ必要はない
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る存在なわけか・・・
「木の葉周辺に侵入してきた暗部と交戦していた飛段と任務帰りに遭遇してな
・・・他のメンバーなら、偽情報かと思うんだが・・・
相手が飛段だからなぁ・・・」
オレも飛段の言葉ならすぐ信じるかも・・・
あいつ嘘とかつけなさそうだ
暁・・・原作と違って、シアワセな世界とやらを作るために活動してる邪神がいる
イタチと鬼鮫がナルトに接触したことから、尾獣集めは行われるのだろう
原作通りなところもあるし、違う部分も多い・・・
ペインが味方であることが、これからどう影響してくるのやら・・・
「二年で、暗部になれ
暗部になったら、また私の元へ戻ってこい」
唐突に呟かれた言葉
頭を両手で固定され、真っ直ぐ眼を合わす
「え・・・」
戸惑うオレを無視して告げる言葉達
「その時は、私の使える技術を全部教える
体術も、剣術も、雷遁も
お前は立派な下忍になった
次の中忍試験も、お前を推薦しておく
・・・待っている
お前が立派になって、六班に戻ってくる日を」
◇◆◇シナイ◆◇◆
病室を後にして、もう一度1人、呟く
「待っている」
待っている
そうして何時の日か、一緒に戦う日をいつまでも待っている
だから私を追いぬいて
お前たちの背中を見守らせてくれ
それが私の夢だから
もう一度だけ、夢を叶えさせて
それまで邪魔をするものはすべて排除しよう
火影岩を一望できる建物の屋上へ上がる
目をつむると今でも鮮明に思い出せる
まじらず一族棟梁として、千手一族の子供たちと会った時を
いつの間にか弟子になっていた初代の小さな手を
気がつけば追い越された背丈、大きな背中を
幼い二代目までもが弟子入りすると駄々をこねて、困らされたあの日のことを
直に滅びゆく一族、最後の棟梁として戦い続けたあの時代
いつの日か、木の葉へ根を下ろしてくれと乞われた日
私を除いた一族最後の老人の死を見届けて、独りぼっちになった
木の葉という家族になろうと、誘ってくれたのに
私は結局、独りを選んでしまった
まじらず一族
他の部族とは一切婚姻せず、近親同士でその血を保ってきた希有な一族
その代償は大きく、当時若者と呼べるのは私一人だった
もう一度転生して、”まじらず一族”ではない”まじらず”の家に生まれたけれど
今でも一族の掟を優先
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