第二十八話 森林の暗殺者
[5/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
に、すずかはただ戦慄を覚えるばかりであった。
コロナモン[よし、焼くぞ!!]
ギルモン[オラもやっぞ!!]
ガブモンX[あ、じゃあ。僕もやるよ]
炎属性の技が使える3匹が前に出る。
ブイモン[ブイモンヘッド!!]
ブイモンが頭突きで木を薙ぎ倒した。
ワームモンが皮を削り、薙ぎ倒した木を大きな串にする。
ブイモンが大きな串で巨大魚を串刺しにすると、チビモン達が作っていた支えに串を乗せる。
ギルモン[ファイアーボール!!ファイアーボール!!ファイアーボール!!]
コロナモン[コロナフレイム!!コロナフレイム!!コロナフレイム!!]
ガブモンX[プチファイアー!!プチファイアー!!プチファイアー!!]
ギルモンとコロナモン、ガブモンXが巨大魚に技を連続で放った。
魚から香ばしい匂いが漂ってくる。
ツカイモンが上空から巨大魚に塩を振り掛けると、巨大魚の塩焼きが完成した。
ルナモンは自分の爪で切り取り、切り身を食器に乗せるとルナモンは満面の笑顔ですずかに渡す。
ルナモン[はい!!]
すずか「(やっぱり…どうしよう。食べても大丈夫なのかな?)」
先ほど捕ったばかりの時は魚の目と歯に圧倒されて引き気味であったすずかだが、こうして焼かれて良い香りもしてくれば、少しは大丈夫かなという気もしてくる。
すずかは切り身を一口食べる。
すずか「…………美味しい!!」
意外にも魚は美味しかった。
大きいので大味かと思ったが、肉厚でジューシーなその身は現実世界のスーパーで売っている魚なんかよりもよっぽど美味しかったのだ。
なのは「本当だ!!美味しい!!」
ユーノ「市販の魚と比べてジューシーで美味しい…!!」
はやて「ほんまや!!」
賢「うん。美味しい」
アリシア「美味しいねフェイト!!」
フェイト「うん」
ルナモン[すずか、本当に美味しい?]
子供達が絶賛する中、ルナモンがすずかを見上げながら尋ねる。
すずか「うん、本当に美味しいよ!!……見た目があんなだったから、どうかと思ったけど……」
意外な美味しさに今やおかわりまでして食べていた。
デジモン達は熱の冷めた所から齧りついて食べている。
子供達が食べているのは、ほんの片隅なので問題はない。
ギルモン[ひゃ〜!!うんめえ!!]
魚に齧りついているギルモンが叫んだ。
ブイモン[美味〜い!!]
ブイモンも喜々として魚に齧りついている。
ワームモン[魚ばっかり食べてないで茸とかも食べてね?]
全員【は〜い】
ワームモンが差し出したのは、焼いた茸に醤油を垂らした物。
何故都合よく醤油があるのだろう?
賢「備えあれば憂い無し…だよ」
賢が持参していたのであった。
子供達とデジモン達は楽しく食事を済ませた。
大輔「さてと、これから寝るけど…誰が見張りをやる?
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ