第二十八話 森林の暗殺者
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なのは「それじゃあユーノ君のお父さんとお母さんも遺跡発掘してるの?」
ユーノ「…両親は僕が赤ん坊の頃に遺跡の崩落事故に巻き込まれて、亡くなったみたい」
なのは「っ!ご、ごめんなさい…」
聞いてはいけないことを聞いてしまったとなのはは俯いた。
ユーノ「いいよなのは、気にしないで。正直、物心つく前だから両親の顔は全然覚えていないし、よく分からないんだ。でも寂しくはなかったよ。一族のみんなはとても優しくて、僕にとっては家族のようなものだからね。」
ユーノは一族の仲間達を思い出しているのか懐かしそうに言う。
なのは「そっか…」
なのはは、優しい表情でユーノを見つめた。
アリシア「わああああっ!!?」
その時、アリシアの叫び声が響いた。
ユーノ、なのは「「アリシア(ちゃん)!?」」
アリシア「わわっ!!ユーノ〜!!なのは〜!!手伝って〜!!」
プロットモン[アリシア!?]
周辺を警戒していたプロットモンが急いでアリシアの元へ駆け寄る。
ユーノとなのはも急いでアリシアに駆け寄り、釣竿を握った。
ユーノ「なのは、アリシア!!」
なのは「うん!!せーので引っ張るよ!!」
アリシア「分かった!!」
全員【せーのっ!!】
全員が同時に釣竿を引いた。
ザッパーンッ!!
全員【でかっ!?】
ユーノ達が釣り上げたのはなんと巨大魚だった。
巨大魚と言っても、マグロなどではない。
なのは達や大輔達の世界では絶対に存在していないであろう怪魚だ。
魚の口には凶悪なまでのギザギザの歯がついており、その口を開ければなのは達を丸飲みに出来る程にでかい。
ユーノ達は地面に落とされビチビチ跳ねている怪魚を見つめる。
ユーノ「…これどうやって運ぼうか?」
なのは「大きすぎて運べない…。」
プロットモン[仕方ないわね。ブイモン達を呼んで来ましょう]
プロットモンはブイモン達を呼びに行った。
大輔とフェイトはブイモンとチビモンがプロットモンに連れていかれた為、2人で食料探しをしていた。
フェイト「あ、大輔。あれ」
大輔「ん?」
フェイトが指差した方向を大輔が見遣るとそこには浜辺で食べた木の実が沢山生っていた。
大輔「お、これくらいあれば充分だな。でかした。」
大輔はそう言うと木に登り始めた。
フェイト「あ、大輔。私も」
大輔「フェイトは駄目だ。落ちて怪我したら大変だからな」
フェイト「…落ちないよ」
大輔の言葉にフェイトはむくれた。
大輔「落ちないのは魔法を使ってたからだろ?今は魔法が使えないし…」
フェイト「…分かった」
フェイトは諦めたように言う。
大輔は枝に生っている木の実を1つ採る。
大輔「
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