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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico4恋愛は友情の切れ目
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†††Sideルシリオン†††
始業式が終わり、俺とはやてとシャルは、クラスメートと一緒に4年2組の教室へと戻ることに。体育館を出、昇降口を通り、4棟の校舎を繋ぐ接続塔の中央へと辿り着く。すでになのは達1組の生徒の姿が無いところを見ると、早々に中央階段を上がって行ったらしい。
「それじゃ、ルシル君。付き添い頼めるか?」
「ああ、判った。シャルは・・・」
さっきはシャルが名乗り出していたが、「わたし? わたしは、みんなと一緒に戻るからいいよ♪」すでにクラスメートと仲が良くなっていて、その子たちと喋ることの方が、優先度として高くなっているようだ。シャルの、誰とでもすぐに仲良くなる才は本当にすごい。
「そっか。じゃあ、シャルちゃん、みんな、また後でな」
「シャル。変なことを言って孤立しないようにな」
「しないも〜ん!」
つーんとそっぽを向いたシャルや、これから共に勉学に励むクラスメートと別れた俺とはやては、2人でエレベーターへと乗った。エレベーターの内装は一般的なものとは違って、壁は晴れやかな空のイラストで、足元付近には花畑のイラストが描かれている。それに、階数ボタンのパネル横にはデフォルメされた色んな動物が階数を示す数字を抱っこしているイラストもある。もちろん、点字や点字ブロックも完備。あと車椅子が余裕で旋回できる広さがあるのも良いな。
「初日の半分も経ってへんのに、なんや疲れたなぁ」
「そうだなぁ。身体的というよりは精神的に疲れたよ。アイツの所為で」
「あはは。シャルちゃん、学校に通うこと事態が初めて見たいやし、浮かれてるんやなぁ」
「その浮かれ具合が続く限り、今日のような騒ぎが起こり続けるというのか?」
俺がそう言うとはやてが少しの間、何かを思い浮かべるような表情をした。そして「退屈よりはマシやよ♪」こちらまで嬉しく、楽しくなるような笑顔を浮かべた。何百と繰り返してきた学校生活に飽きてきていたが、はやての為だ、俺もしっかり楽しまないといけないな。
「ふえ? 急に頭を撫でてどうしたん? ルシル君。・・・まぁ、気持ちええから、好きなだけ撫でてくれてもええけどな♪」
まるで猫のように目を細めて俺の手を受け入れるはやてに、「卒業まで、どうぞよろしく」俺も笑みを返してお辞儀する。と、はやても「んっ。こちらこそよろしくお願いしますっ♪」お辞儀返し。一緒に頭を上げて笑みを浮かべ合った。
≪ピンポーン♪ 3階です。扉が開きます≫
エレベーター内にアナウンスが流れ、ドアが開いた。俺ははやての乗る車椅子のグリップを握り、エレベーターから出る。エレベーターの扉に面しているのは第1校舎。俺たちのクラスのある校舎とはちょうど反対側。時計回りに曲線廊下を歩いて、4年2組の教室を目指す。
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