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ソードアート・オンライン 〜Hero of the sorrow〜
戦乱の剣と託されたもの
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グシャアッ!!!上空から現れる影。そいつは・・・・。やばい。
「予想外ですね・・・・。まさかそんなものが存在してたなんて」
そいつは仮面をかぶっていた。そして右手から出てきたのは、長大なリボルバー。
僕は腹部から出てきた何かを引っ張った。それは、全長が170センチほどの剣。
黒と赤がメインの色で、金色のラインが走る。ゆっくりとそれを抜く。
シャリン。そんな音が響くと、後ろから人が倒れる音が聞こえた。
黒いのか赤いのかよくわからない色の剣。その刀身は恐怖を感じさせたが、どこか優しさを感じた。
「・・・刀身の恐怖で、全員の意識が飛ぶとはね。まったく恐ろしいものだよ。ショッカーの遺産は」
「貴方は何者だ」
ユキの問いに、仮面の男が答える。
「ただの生きたい男ですよ。愛する人の為にね」
「なら・・・退けッ!!」
駆けだしたユキが、鞘を男に叩きつける。男は二つに割れた。しかし、すぐに復活する。
「言葉が矛盾してませんか?」
「アシムレイトロイドっぽいので攻撃してみました。再生能力があるかは謎でしたが」
「・・・へぇ、容赦ないですね」
男はリボルバーを構え、撃った。
轟音と共に放たれた弾丸は、まっすぐとユキへと向かって来る。
それを避けようと右側へと傾けると、弾丸も右側へと移動する。
「追尾・・・!?」
咄嗟にダインスレーヴの鞘で弾丸を断ち切る。
「あ・・・っ」
しかし二つに割れた後の弾丸は、ユキの両足に被弾する。
「壊れた後も・・・追尾するのか」
力も入らず、膝ががくんと下がる。意識が遠のいていく中、男が近づいてくる。
「・・・もう少しだよ」
男が、ユキの傍で言った。
「――――――――さん」
名前は聞こえなかった。男がユキの頭に手をかざす。その瞬間。
「その子から手を離せ」
メロンエナジー!!
強大なエネルギーを圧縮した矢が、男に飛ぶ。男に矢が突き刺さる。
「無駄だよ・・・」
「呉島貴虎さん」
無言のまま貴虎はソニックアローを向ける。
「争う気はないよ。さようなら」
男は次元の壁の中に消える。変身を解いた貴虎は、ユキの方へと駆け寄る。
「あ・・・貴虎さん」
「大丈夫なようだな」
「君に伝言がある。まずはこの資料。本郷猛から渡されたものだ。ショッカーの残留データからサルベージしたものだそうだ。そして・・・」
「五代雄介が、現実世界で動き始めた」
「!!・・・でも貴虎さんはこちらに来れたのに、五代さんはなんで・・・?」
「俺はクラックの技術を応用してここまで来た。しかし座標は私たちの世界しか設定されていな
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