第27話
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、強く言い放つ。ずっと言いたかった、彼への不満を。
「失うのを恐れて危険から遠ざける、ゼロからしたら一番の愛情だろうさ!だがな、された彼女達はどう感じる?信じてもらえないと傷付くんだよ!」
力になりたいのになれない、そんな悔しさを彼は知っているだろうか。弱さを見せられないゼロの気持ちは察するが、だからと言ってゼロの行いを肯定はできない。
「甘えろ!頼れ!背を預けられる存在を信じろ!もうゼロは…!」
『『『一人じゃない!!』』』
重なる複数の声。そうさ、最後に正すのは、彼女達。じっくりと、気の済むまで話し合えばいい。
「どれだけ好かれてるか、再確認しろよ、ゼロ。さあて、お邪魔虫は退散…!?」
ヴァンガードが上空からの攻撃を察知、即座にゼロ達を覆うようにスフィアを展開、受け止める。
「どこの誰が…、あれは、馬鹿な!?」
上空には、天使の如き翼をはためかせ、瞳を『紅く』輝かせるアルファー、篠ノ乃束式ヴァンガードが。何が起きた、何故攻撃を!?と、混乱する俺を嘲笑うかのように、突っ込んでくる。だが…、
「ここは俺が抑える!ゼロ達は退避を!」
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