暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜狩人と黒の剣士〜
アリシゼーション編
ビギニング:銃と拳と翡翠の剣
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て行こうとすると、男が現れた。
「すいません、駅は何処でしょうか?」
若い男は言うが、その瞬間、後ろに跳躍した。殺気が、あった。
「誰だ」
「……ちっ、やっぱり無理か」
バサッ、とコートを剥ぎ、俺に言う。
「久しぶり、かぁ?」
「お前は……っ!」
俺の前に現れたのは、かつてダークと共に牢獄送りにしたプレイヤー、<デス>……碕夜恐史郎(さきやきょうしろう)だった。
「へっへ、テメェに牢獄送りにされた恨み……今日こそ晴らせて貰うぜぇ!!」
咄嗟に背にある剣を掴もうとし……無いことに気が付く。
「ばぁあああああか!!剣なんてあるわきゃねぇだろぉおおおおがぁああああっ!!」
水鉄砲らしき物を持ち、俺に接近してくる。
「まずっ……!」
咄嗟に下がろうとするも、雨で滑り、下がれなかった。
「しぃいいいいねぇええええええええっ!!」
『ライトォオオオオオオオオ!!』
碕夜とロードの声が重なり、
プシュッ。
俺の肩に注射器が打たれ、中にある液体が流れ込まれた。
「ひゃっははははははぁ!?」
『貴様ぁああああああっ!!』
ロードが未だ動ける右腕を動かし、一発ノックアウトさせた。
途端、身体は地面に倒れる。
「サクシ……ニル……コリン……か……へっ、ざまぁ……ねぇ……」
『ライト!!ライト!!』
ロードが言うのを最後に、視界に黒い翼が見えて、意識を無くした。
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