二十四章 幕間劇
美空と久遠の黒歴史
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借りる、と一言欲しかったのか?」
「いえ、久々だから少し驚いただけよ。こうするのも何だか尾張にいた頃を思い出すわね」
俺はしばらくしてから、結菜の膝枕を堪能したが何やらこちらに来ると風の精霊が来るので俺は起きた。結菜と沙紀は何かあった?という顔をしていたが、何やらこちらに来る気配を感じたと言った後にそれは来たのだった。
「かーずーまーさーーーーーーーーーーーーーんっ!」
気配を感じ取った後に膝枕から起き上がったので、ギリギリセーフだったけどこの声はまさかあいつらか?
「ふんぬーーーーーー!!!」
「きゃあっ!」
「元気っすかー!」
「柘榴か?何の用だいったい・・・・あと何か当たっているのは俺の気の所為か?」
何かが当たっているのは分かるがこれはアレか?」
「そりゃ抱き着いてるんだから当たっているのは気のせいじゃないっすよ」
「うーん、これは何と言えばいいのか?」
「柘榴は全然気にしないから、精々楽しむといいっすよ一真さん。役得っす」
「まあそうなのかもしれんが・・・・時と場所を考えてほしいんだけど」
俺の頭には二つのメロンが乗っかっている状態であるから、頭上はまるでドライグが乗っかった感じではある。しかも結菜も沙紀もそのまま見守りの状態だからなのか、俺の反応で困っているという事は理解していたので、そのまま放置となった。
「・・・・一真さん、柘榴が暴走してごめんなさい」
「別に構わんが、時と場所を考えてからやってほしかったがまあこれはこれで役得かもしれん」
「前に松葉が甘えてた時と変わんないっすよ?それに柘榴、今日は武器も付けてないっす。当たって痛い所はないと思うっすけど・・・・」
柘榴は俺に抱き着いたまま、不思議そうに自分の身体を見回している。その格好はそれだけでもある意味で女の武器とはなるだろうけど、沙紀も結菜も同意見だった。女の身体は男より華奢だし柔らかいところもあれば固いところもあるけど、そんで固いところはないと言いながらスカートをめくり上げようとしていたので、流石の沙紀もそれは止めたのだった。
「柘榴、女の身体に固い所はないがスカートをめくるのは止めろ」
「・・・・一真さんは分かっているから、柘榴は場所を選ばない」
「まあいいじゃないっすかー」
まあ役得だからこれはこれでいいかと思ったが、冷たい視線で見る結菜だったが沙紀がその視線を止めてくれたのだった。戦艦には柘榴よりももっと大きな人もいると言ったからなのか、結菜ぐらいでもいいけど。
「一真の事、越後ではさん付けなの?」
「最初は呼び捨てだったっすけど、いつの間にか一真さんと呼んでいたっす。でも御大将だけは呼び捨てっすよ」
「・・・・なるほど」
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