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ソードアート・オンライン-ゲーム嫌いの少女冒険譚-
アインクラッド編
観戦そして対決
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要素についてはあまり語らなかった。ヒースクリフとキリト、お互いのプレイヤーが対照的だったからかゼノが解説を始めた。
「そうやなぁ……丁度いい比較対象がいるから説明しやすいな。パラメーターによって、出来ていくことが変化するのは分かるよな?」
「ええ、それが武器を持つときにも影響されるのは分かるわ。筋力値の違いで持てる武器とかも色々変わるんだよね?」
キリトの二刀流の剣技、ヒースクリフの盾が受け、返しの剣で攻撃を加えようとするとキリトの剣がそれを捌く。この芸術のような、やり取りに、魅了されて盛り上がる人たちは多い。
「まぁ、そうやな。持ちたい武器によって必要な筋力値はさまざまやけど、基本的には、片手持ちより両手持ち、短剣よりもメイスなんかの方が要求筋力値は高いと言えるやろうな。」
「それでや、あの二人のパラメーター振りは恐らく対になる構成やろうな。ヒースクリフは盾の使用を前提としたディフェンシブな構成。対する、キリトは防御を度外視したアタッカー構成。ちなみにレミーみたいなのは『極振り』っちゅうな。」
ゼノがパラメーター構成に対しての解説を加えつつ、私たちは観戦する。だが、ここで不可解なことが起こった。キリトによるヒースクリフへの最後の一撃が決まる直前、まるでこの世界を『どこか別の場所から動かしているかのように』決まると思われていた一撃を防御し、
ソードスキルの硬直で動けないキリトに攻撃が決まった。それが、このデュエルの勝敗を決め、正に私の勝手に予想していたあっけない感じで終わるということが、起こった。
「なんかあれにはカラクリがありそうやなぁ……」
こんな呟きがゼノから漏れていた。デュエルが終わった後、何やらヒースクリフが此方側に向かって何か話すようだ。
「――君たちが、私たちのデュエルを見に来てくれて光栄に思う。」
湧き上がる歓声。
「この度のデュエルはこれで終了だが、私個人としては彼の戦いをもう少し見てもらいたいと思う。」
それを聞いて更に盛り上がる観衆。
「その人物は、今あの席に座っている。」
そうしてヒースクリフは……こちらを指差した。ああ、こういうことか。ただで終わるとは思ってなかったがまさかこういうことになるとは思ってもいなかった。何となく、ゼノが誘ってきたあたりで何か裏はあるとは思っていたがそれがやっと分かった。だが、これは私にとっても丁度良い条件だ。私のやりたかった〈二刀流〉を間近で見ることが出来る。ここは、向こうの話に乗るとすることにした。
「さて、こんな感じになってしまったけど。君は問題ないかい? キリト君。」
「そんなに、見せたいって物でもないけれど……俺はあいつ、レミーとは一度デュエルしてみたかった
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