第二部・永夜抄×星蓮船〜人里の壊滅〜
主人公3人、かるーくガールズトーク。
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思議に思った咲夜は、急ぎ足で声の元へと向かった。
「うぅ……、うぅぅ……」
「ごめんなんだぜ……」
「まさかここまで豆腐メンタルだったなんて……」
「霊夢!! それ言ったらいけないやつだぞ!!!」
「霊夢……、お前覚えてろよ……」
暗基は霊夢、魔理沙の2人に徹底的にいじられて、思いっきりいじけていた。それに対して少なからず悪かったと思って謝罪する2人という、ちょっと汚い絵面が出来上がっていた。
「ちくしょう……、あれはほんとに不可抗力だったんだけど……」
「だから悪かったって……。いつまでもいじいじしてんじゃねぇぜ」
魔理沙はこのイジケ暗基をどうしたらノーマル暗基に戻せるのか悩んでいると、霊夢が何かを見つけたようで、
「……? 何か来るわね……?」
そうつぶやいた。それに反応したのは、
「ん? なんだろう……?」
なんと暗基だった。さっきまでのいじけたような姿ではなく、普段のよくわからないがきりっとした顔になっていて、魔理沙は思わずすげぇ、とつぶやいた。そんな魔理沙を放っておいて、暗基はソウル・ファンネルを1つだけ展開させる。
「この半径10メートルに、簡単な結界を作ってくれ。その結界に触れた者がどこにいるのか、わかるようにもしてくれ」
暗基がそういうと同時に、ファンネルが暗基の真上に霊力のレーザーを発射させた。そのレーザーが爆発すると、膜のように暗基の周りに拡がっていく。
「へぇ、そのファンネルだっけ? こんなことも出来るのね〜……。しかもしっかり結界になってる……」
「なんかよくわかんないけど、すげぇな零って……」
「どうも。おっ、張り終わったな……、はぁ!?」
「どうしたの?」
暗基が結界を張り終わったと同時に驚きを隠せないといった声色で叫んだ。そしてすぐまたさっきのイジケ暗基になった。
「……、う、うそだろ……!?」
「だから、どうしたんだよ!?」
「さ、さ……、咲夜だ……」
「なーんだ、咲夜か……、えっ?」
「咲夜か。何でそんなに驚く……、はぁ!!?」
「「えぇぇぇぇぇぇええええええええ!!!!!? 咲夜がすぐそこにいるの!!!!?」」
なんと、今の今まで話題にしていた、十六夜咲夜が暗基の10メートル以内にいるらしいのだ。思わず霊夢と魔理沙もこの出来すぎな展開に驚いてしまった。そして、さらに驚く事態が発生する。
「何で私がいるとそんなにおどろくのかしら?」
「きゃぁぁぁぁああああああああ!!!!!?」
「うひぃぃぃぃいいいいいいいい!!!!!?」
「いくらなんでもそんなに驚くことないじゃない!!? て言うか何で貴方たちここ
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