マブラヴ
0849話
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受ける用意がある。同時に、そのBETAの死体を持ってきた国家に対しては資源や食料を優先的に融通するというのも先に言った通りだ」
『うおおおおおお』
ざわめきと言うよりは、雄叫び。そんな声が会議場へ響き渡る。
……仮にも一国家の代表が上げる声じゃないと思うんだが。いや、それだけ各国家とも厳しいのか。
「これも先の発言を繰り返す事になるが、シャドウミラーと交流を持っている世界からは食料品の類を輸出してもいいとの内諾を得ている」
『そ、それは……その、天然物と考えても?』
「ああ。それと軍用食、いわゆるレーションと言われているものもあるな。数年単位で日持ちする食料で、こう言っては何だがこの世界の合成食とは比べものにならない程の味だ。あるいは、マクロス世界という世界では移住する惑星を求めて銀河中へと移民船が散らばっているが、その移民船で作られている合成食の味はこの世界とは比べものにならないな」
そう呟いた時だった。何故かアメリカの代表の表情が驚愕に染まるのが見える。
……何だ?
だが、そのアメリカの代表は特に何を口にするでも無く、そのまま暫く質疑応答は突き、国連総会でのやり取りは終了するのだった。
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