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転生とらぶる
マブラヴ
0849話
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ってくるまで一旦休憩となったんだろう。
 事実、アラビア半島での戦闘をここから見ていたとなると数時間は休憩無しで映像を見ていたんだろうから、無理もない。
 オーストラリアの代表が、どこか困惑したような感じで口を開く。

『アクセル代表、もうニューヨークに戻っているというのは本当ですか? それに、あの巨大な空中を飛んでいた建造物もオーストラリアに姿を現したという情報が入っているのですが』
「ああ、転移装置を使ってな。あの建造物……ニヴルヘイムに関しては既にホワイトスターに戻っている筈だ」
『転移装置、ですか。ともあれ国連総会の方で各国代表が待っていますので、早く来て欲しいのですが』
「分かっている。これからすぐに向かうよ。外交担当のエザリアと観戦武官達を連れてな。……それよりもレオンはどうしている?」

 俺達がアラビア半島の戦闘でこの世界の指揮権に入らなくても済んだのはレオンの交渉のおかげだ。もし下手に国連軍辺りの指揮下に入っていたら、機体情報の提供……下手をしたら機体そのものを提供しろと言ってきてもおかしくないしな。
 この世界がそれだけ追い詰められているのは分かるが、だからと言ってそれに応じるかと言われれば答えはNoだ。
 そうなれば、下手をしたらシャドウミラーVS国連軍となっていた可能性もある。
 それを起こさせなかったレオンの手柄は認めるべきだろう。
 ……まぁ、シャドウミラーとしての技術力やら何やらを盾にして交渉したんだろうが。

『三島氏でしたら、先程まで我が国の外交官と会談をしていましたが、現在はアメリカの政治家と接触している模様です』

 その顔に苦々しげな色が浮かんだのは、やはりアメリカからの横槍があったからこそだろう。
 オーストラリアとしては、当然アメリカにシャドウミラーとの関係における利益をあまり持っていかれたくは無いだろうし。
 そんな風に考えつつ、5分程話してから通信を終えるのだった。





 オーストラリアの代表と通信をしてから1時間程。現在の俺は再び国連総会の会議場に立っていた。
 エザリアや護衛の量産型Wも連れてきたが、そちらはレオンと合流して独自に動き出している筈だ。
 そして俺はアラビア半島防衛戦についての質疑応答をしている。

『ではアクセル代表が使った、突撃級のほぼ全てを消滅させた兵器は我々の知っている核兵器ではないと考えてもよろしいのですね?』
「そうなる。少なくても放射能の類は一切存在しない、完全にクリーンな兵器と考えて貰ってもいい。……個人的には、劣化ウラン弾を大量に使っているというのに放射能を気にしているのを疑問に思うが」
『それは……いえ、今はシャドウミラーが使用した兵器についての質疑応答ですので』

 苦しい所を突かれたのか、どこぞの国
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