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リリカルアドベンチャーGT〜奇跡と優しさの軌跡〜
第二十五話 パートナー
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。いずれは奴の方から話してくれるだろう。」
朱色の髪の少女、ヴィータに問われたがシグナムは首を横に振って答えた。
ヴィータ「ああ、それにしても腹減ったなあ…シャマル、はやて何か作り置きしてくれたっけ?」
シャマル「ええ、私が作るって言ったんだけど、賢君や遼君に叩き出されちゃって」
ヴィータ「(グッジョブ!!賢&遼!!)」
ヴィータは胸中で歓喜した。
何せシャマルの料理の腕は殺人級にまずいために食べるのは少し…否、かなり遠慮したい。































そして聖王教会では、一輝がカリムに料理を出していた。
一輝「カリム、お前茶碗蒸しって知ってるか?」
カリム「茶碗蒸し…?あの卵を蒸した料理ですよね?前に大輔さんにご馳走になりました。今では和食にはまっています。」
一輝「よし、なら話は早い。茶碗蒸しには普通、三ツ葉、干し椎茸、銀杏、ユリ根、蒲鉾、鶏肉、白身の魚、小海老、焼きアナゴ、貝とかを具にしている」
カリム「?はい」
一輝「だがな、北海道…地球では住む場所に応じて具が違う。例えば北海道の場合、銀杏の代わりに栗の甘露煮が入っている。作ってみたから食ってみ?」
カリム「あ、本当に栗が入ってます…頂きます」
茶碗蒸しを一口食べるカリム。
カリム「あ、大輔さんにご馳走になった茶碗蒸しと比べれば甘いですけど美味しいです」
一輝「この甘さが常識なんだ。北海道では」
カリム「?」
一輝「俺は…前に栗の甘露煮入りの茶碗蒸しを食って以来…、茶碗蒸しはこれじゃなきゃ駄目な身体になってしまった…!!」
カリム「そ、そうなんですか!!?」
一輝「しかも、それだけじゃない…北海道では赤飯に甘納豆を使い、アメリカンドッグには砂糖を塗す!!」
カリム「せ、赤飯に甘納豆…アメリカンドッグに砂糖…ですか!!?」
一輝「あれは本当にメジャーじゃないのか?あんなに美味いのに…!!」
シャッハ「一輝様…少しお疲れなのでは…?」
少し一輝の気迫に引きながら、問い掛けるシャッハだったが、北海道の食べ物の語りはまだまだ尽きなかった。
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