暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン VIRUS
再会とクリア
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
》を食らわせて、コボルト王をポリゴン片へと変えた。

 その数秒後、歓喜の声が響いた。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


 ボスを倒したキリトは、床に寝そべっていた。

「お疲れキリト」

「お疲れ様」

「見事な指揮だった」

 上からゲツガ、アスナと言う女性プレイヤー、そしてエギルだ。俺とエギルは拳をキリトに向かって突き出す。キリトが拳をつけようとしたとき、誰かが叫んだ。

「━━なんでだよ!!!」

 その叫びによって歓喜に満ちた声が一斉に聞こえなくなる。その声を出したのは、ディアベルのいたC班の男だ。その男はキリトがディアベルを見殺しにした叫び、文句を言う。その文句は何でボスの技を使った技を知ってるのか、その言葉に、パーティーメンバーがざわめきだす。

 確かに、何でなんだなど聞こえる。そしてE班の奴が来てキリトを指差しながら叫んだ。

「オレ……オレ知ってる!!こいつは元βテスターだ!!だから、ボスの攻撃パターンや色々な有利な情報を持ってんだ!!」

 そしてどんどん、βテスターの話しになって行き、最終的にアルゴにも被害が及びそうになったときキリトが何か浮かんだような顔をした。しかしゲツガには分かった。それは、自分ひとりが背負うことになると。

「おいキリト、やめ……」

「ちょっと、あなたね……」

「おい、お前……」

 自分にアスナそれにエギルが言おうとするがキリトはそれを手を出して制す。

 そして、キリトは自らを標的にすることで他のβテスターの敵意を散漫させることを選んだ。キリトが自分をあわせた三人以外に自分は誰も到達できなかったフロアまでいき、いろんなスキルや情報などをゲットしたことを言う。

 そして自分のことを《ビーター》と呼び、ドロップ品かと思われるコートを着て二層の扉に行った。通りすぎるときのキリトの顔は、とても悲しそうに見えた。

「ちょっと、私行ってくる」

 キリトが行ってすぐにアスナがそう言う。

「行くのか。なら、伝言を伝えてくれるか?」

「ええ」

「キリト、また一緒にボス戦しような」

 そう言うとエギルも同じこと、なぜかキバオウも頼んでいたのが不思議だったがまあいいとする。そしてアスナが行った後、ゲツガらは一層に帰り、迷宮をクリアしたこと攻略に参加していないプレイヤーたちに伝えた。

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ