再会とクリア
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るC班の奴らがバッドステータスの一時行動不能状態に陥った。自分のいるB班はそれを助けようとするが間に合わなかった。
ディアベルがソードスキルの連続攻撃を食らい後ろへと突き飛ばされた。
そのあと、わずかな静寂、そして後ろからはガラスの割れるような音がした。このガラスが割れるような音はなんだと思い後ろを見ると先ほどディアベルが飛ばされていた場所にキリトがいて固まっていた。
ディアベルの姿が確認できない。つまり、先ほどの攻撃でディアベルのHPがなくなり死んだ。そう思った瞬間、一人が叫びだした。
「うわぁあぁぁぁぁぁああ!!」
その叫び声を合図に次々と悲鳴が出てくる。
しかし、自分は違う。確かに今は司令塔を無くしてもう指揮の無い戦闘になるだろう。だが、ディアベルが言った言葉は、もし一人でも死んだら撤退する。もうこれ以上犠牲を増やさないため叫んだ。
「みんな、撤退だ!!ディアベルが言っただろ!!一人でも犠牲が出たら撤退!!死にたくなきゃ、早く逃げろ!!」
そう叫ぶと、一瞬で辺りが静かになり、その後は各自が生きるために撤退し始める。
「ゲツガ!お前はどうする気だ!?」
すぐにエギルの声が聞こえた。
「俺がボスのタゲを取るからその内に逃げろ!!」
そう叫ぶとコボルト王のほうを向く。武器を構えたとき、後ろから数人の気配を感じた。
「……逃げろって言ったのに何できたんだよ?」
「バカ言え。リーダーの俺が仲間を一人残して逃げれるかっての。なあ、お前ら」
エギルがそう言うとやはりB班の全員が頷く。
「……ッたく、どうなっても知らねえぞ。それとキリト。お前にも聞くが残るのか?」
「当たり前だろ。ボスを一人で倒してかっこつけようとしてんじゃねえぞ、ゲツガ」
軽く笑いながらキリトは言った。そしてもう一人、このゲームの中で始めてみた、女性プレイヤーにも聞く。
「あんたもそれでいいのか?少しでも判断を間違えれば死ぬかもしれないぞ?」
「……そこにいる人に着いていくわ。私はその人のパートナーだから……」
そして全員戦う意思を確認したらすぐに戦闘に入った。キリトと女性プレイヤーがダメージを与えていき、自分のいるエギルの班が壁で二人の硬直時間中を守る。自分にとってまだ知らないスキルは脅威であったがキリトの指示により避けたり弾いたりする。
それを続けてようやくコボルト王のHPが黄色になった。すると武器を変えたとき初めて放ってきたスキルをしてくる。しかし、キリトがさせる前に攻撃してスキルをキャンセルさせる。すると、人型モンスター特有のバッドステータス《転倒》に陥り、一斉攻撃をする。
そして最後は、キリトがソードスキル《バーチカル・スクエア
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