第3章
月光校庭のエクスカリバー
第81話 魔弾の竜撃手
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に衝撃を与え、内臓類に直接ダメージを与えたんだよ」
あのカリスとベルがこうもあっさりと手玉に取りやがった。
「コンノォォォォォッ!!!!!」
「ッ!」
ベルが傷などお構い無しに兄貴に斬り掛かろうとしていた!
ジャキ。
「っ!?」
が、兄貴は既に最初に持っていた銃の銃口をベルに向けていた。
「……炎竜撃砲(シューティング・ドラグーン)…」
カッ!
ギャオォォォォオオッ!
「……っ…」
ドゴォォォォォン!
銃口からさっきと同じ姿…だが、こちらは炎の塊となった龍がベルを飲み込み、校舎の一画で爆散した!
「ふう…」
兄貴は息を吐いた後、持っていた銃を回転(スピン)させ、ホルスターに納めた。
「……なるほど…今の一撃が魔弾の竜撃手(デア・フライシュッツ・ドラグナー)と呼ばれる起因みたいですね…」
「まあね。この銃の弾丸は魔力なり、術の力なりを込めやすい素材でできていて、僕は神器(セイクリッド・ギア)の力を込めておいてるんだ。尚且つ銃身にも力を込めた状態で引き金を引くと、ドラゴンの力だからなのか、あんな変化をするようになったんだ」
「……なるほど…」
「さてと…」
チャキ。
「王手(チェックメイト)だね?」
兄貴は青の銃を抜き、銃口をカリスの頭部に向ける。
「……フッ…お見事…」
ドォオン!
兄貴が引き金を引いた瞬間、一発の銃声が響き渡った。
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