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ハイスクールD×D 新訳 更新停止
第3章
月光校庭のエクスカリバー
第81話 魔弾の竜撃手
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「終わりだ!」
そこへ、ベルが斬り掛かる!?
「兄貴!?」
斬られる!?
ビュオォォォォッ!
「ぐあっ!?目がっ!?」
「ぐっ、これは!?」
刹那、風が巻き起こり、ベルは砂埃で視界を潰され、カリスも風圧から顔を反らし、共に怯んだ!
そして、風は突然止み…。
ボォォォォォッ!
「熱っ!?」
突然、兄貴から発火現象が発生し、炎はカリスにも燃え移り、それに驚いたカリスは兄貴の拘束を解いた!
「ハッ!!」
『ぐあっ!?』
兄貴は燃え続ける炎をものともせず、カポエラで二人を蹴り飛ばしてしまう!
「よっと」
兄貴が地面に着地した瞬間、兄貴から発生していた炎が消えた。
「ぐっ、クソッ!?なんだ一体!!」
ベルが眼を擦りながら、悪態付く。
「……考えられるとすれば…神器(セイクリッド・ギア)…」
「うん、そうだよ」
今のが兄貴の神器(セイクリッド・ギア)の力?
初めて見たが、風と炎を操る力?
「風と炎だけじゃないよ」
兄貴がそう言った瞬間、兄貴の手から水が涌き出で、地面に燃え移っていた炎の一部を消した。
「それから」
今度は炎がある地面が盛り上がり、炎を包み込んでしまい、地面に燃え移っていた炎は完全に消火された。
「とまあ、こんな風に炎、水、風、土の四つの属性の力を操るのが僕の神器(セイクリッド・ギア)、四精龍の龍秘術(アーツ・オブ・エレメント)の力だよ。ちなみに明日夏とイッセー君と同じドラゴン系だよ」
「俺と明日夏と同じ…」
「ドラゴン系…」
どうにも、俺達はドラゴンにかなりの縁があるようだ。
「まあ、四つ一辺には使えなくて、一つの属性しか使えないんだけどね」
そう言いつつ、ベルに赤の銃の銃口を向ける。
「それでも十分、強力な神器(セイクリッド・ギア)なんだけどね」
ズガガガガッ!
銃口が火を吹き、ベルを無数の銃弾が襲う。
「へ、効くか…」
ジュゥゥゥゥ。
「なっ!?ガアァァアアァァァ!?!?」
銃創から煙が上がり、ベルが苦しみ出した!?
「弾に炎の属性の力を込めたよ。炎が傷から肉体を焼き続ける。君の治癒力とはいい勝負かな?」
おいおい、ずいぶんとえげつない事をやるな、兄貴の奴…。
「おっと」
カリスが兄貴に一撃入れようとしたが、兄貴は危なげ無く避ける。
「フッ」
「ッ!」
ドゴッ!
そして、兄貴は銃を左右のヒップホルスターに納め、掌打を繰り出すが、カリスも危なげ無く防御(ガード)してしまう。
「っ!?」
だが、防御(ガード)したカリスが苦痛に顔を歪ませる。
「フッ」
ドゴッ!ドゴッ!ドゴッ!
空かさず、胸、顎、背中へと掌打による一撃を加える。
「っっっっ!?!?!?」
さらにカリスは苦痛に顔を歪ませ、膝を着いた!
「水の属性の力をちょっと応用してね。体内の水
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