暁 〜小説投稿サイト〜
問題児たちが異世界から来るそうですよ? 〜常識を謳うチートな彼も来たようですよ?〜 【更新停止】
ギルド『ノーネーム』とそこでの夜
[2/3]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
言って帰ろうとすると白夜叉に袖を引っ張られた。
「何?」
「おんし『
形骸変容
(
メタモルフォーゼ
)
』の時の衣装は有るのかの?」
「有るはずないでしょ? 僕は男なんだから」
「そうかそうか。ふふっ…」
嫌な気配を感じた為そのまま一歩進む。今度は引っ張れることがなかった為黒ウサギに聞いたノーネームへ向かった。
◆■◆■◆
「………ここが、ノーネームなのかな…?」
黒ウサギに言われた場所へと向かうがイマイチ確信が持てなかったので近くにいた狐の少女に話しかけて見た。
「ねえ、ノーネームってここ?」
「はい! ここがコミュニティWノーネームWの本拠地です!」
……………
「一つ質問していい?」
「どうぞしてください!」
「…本当に?」
「ここがコミュニティWノーネームWの本拠地です!」
認めたくはなかったがここがノーネームのようだ。どうしたらこんな荒れ果てた土地になるんだろうか。
「ん〜…色々聞きたいけどまあいいや。みんなのところへ案内してくれる?」
「わかりました。私はリリと言います。よろしくお願いします香夜さん」
名前を言われて驚くがどうせ黒ウサギから聞いたんだろうと思った。
ここからでも微かに見える屋敷へと歩いていると、ふと気になったことがあった。
「ねえリリ。なんでこんな時間にここにいたの?」
「黒ウサギのお姉ちゃんに頼まれたんです」
「またせちゃってごめんね…」
罪悪感を感じて歩きながらリリの頭を撫でてあげる。撫でているとはにかんでいる為気持ちが良さそうだったのでよかったと思った。
◆■◆■◆
無事にノーネームに着いた。リリから部屋はどの部屋でもいいと言われたのでどうせだからと最上階の一番眺めのいい部屋にした。
「疲れたな。今日はもう何もなければいいけど、多分何かあるだろうね」
呟いた瞬間、庭の方で轟音が聞こえた。多分十六夜が侵入者でも見つけて何をしたんだろうなと思ったが気になる。
駄菓子菓子
(
だがしかし
)
関わったら今日も面倒ごとに巻き込まれそうな気配がしたため速攻でベッドへ潜り込み目を閉じた。
「おやすみ〜…「おいこら待て」…なに?」
面倒ごとに巻き込まれないために眠ろうとしたのにその
元凶
(
いざよい
)
が来るんだったら意味がないじゃん…!
「お前のギフトだけ名前しか確認してないからそれの確認だ」
「え〜…今眠いからやなんだけど…」
実際に眠いし、面倒だし、面白くなさそうだけど、しない限りねむらせてくれなさそうなので結局バトルすることになりました。 ケッ…このバトルジャンキーめ。
ルールは、庭で一撃当てた方の勝ちだそうです。一撃当てられたら僕は死ぬので絶対に負けられなくなった…やだなぁ。
なぜ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ