破壊と希望と神の力
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イトが一辺に吹き飛ばされた。
「うおっ!!」
ライト達の前に立ち、ガード体勢を取ると、風が止んだ後、そこに見たくない顔があった。
「げっ……」
「うわぁ……」
アルマ。最強にして最悪のチートを誇る凶悪プレイヤー。
その隣には、同じく最悪のチートプレイヤールスティグと、遠距離の投擲プレイヤー、リオンが立っていた。
「アルマ、テメェ何でここに!?」
「ふん、ニンゲンの分際で僕に質問するかい?」
その返答に、俺は怒りを覚えた。
「テメェ……!」
「落ち着けライト!!アルマがこうなのは今に始まった事じゃ無いから!!」
そこにリオンが介入し、俺を下がらせる。
「俺達もこの世界に飛ばされたんだよ。アインクラッドを通じてね」
「……ああ、納得」
でなければ、こんな面子は揃わない筈だ。
と、そこにダーク分身体がぞろぞろと懲りずに出現する。
「しつけぇし!!」
「やはり元を壊さねば意味は無いな」
復活したレイトの言葉に、俺は頷く。
「そうだな。おい、アルマ!!少し手伝え!!」
「僕に命令をするな!!」
アルマが手を払うと、俺を巻き込んだ強烈な焔を生み出した。
「うぉっ!!」
『スラッシュ・キーチェンジ・レーヴァティン』
すぐにコネクタからレーヴァティン・キーをスラッシュして台座に押し込み、スルトになる。当然、火の巨人族だから焔は吸収される。
「何だ、燃えなかったのか」
「テメェワザとか!!」
「まぁまぁまぁ……」
ライトとレイトが俺を両サイドから押さえる。理不尽にも程あるだろ!!
「アルマ、テメェぜってぇ殺す!!」
「ニンゲン如きに僕が殺せるとでも?」
「よーし、俺の殺しリストにのせたかんな!!」
「落ち着けと言っている、雷獣の狩人」
ゴスッ、と腕が脳天をクリティカルに捉える。
「済まん、強すぎた」
「オメェはサイボーグなんだから加減しやがれ!!幾らライダーでも限度あんだよ!!限度!!」
俺はレイトに叫ぶと、辺り一面が凍り付く。……ミヤビだな。
「煩」
俺の頭にデッカイ氷塊がドゴッ、と致命的な音を立ててぶつかった。
「ぎゃあああああっ!!首がぁあああああっ!!首がいてぇええええええええっ!!」
首が熱を帯びてきたんだけど!?ダーク以外の扱い方が酷いよねぇ!?
「ダークはもっと簡単に避けるか砕く」
「オメェラは人外だろうが!!戦闘のプロと一般人外を一緒にすんな!!」
首をゴキゴキとならして回す。後でダークに報復だ。
と、そこにリン&タツ、ロード&ゲン&サナが此方に集まる。
「此方はあらかた終わったよー」
「此方も……ってげっ、アルマ!?」
リンが急いでレイトの後ろに行く。……無惨な殺され方したもんなぁ……。
「あれ、ダークは?」
タツが聞く。
「あん?ダークならそこ
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