暁 〜小説投稿サイト〜
剣の世界で拳を振るう
ALO
妖精の世界
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選ぼうかね。水中戦闘できた方が良いだろうし。

『選択を受け付けました。
次に名前を選択してください』

今度は名前ね。
まぁ簡単にはKen……と。

『受け付けました。
それではウンディーネ領へとお送りいたします』

はいはいどうも〜。

俺は光に包まれてその場から消えた。






「――で、紐無しバンジーですか…」

気が付くと俺は空へと投げ出され、結構な速度で落下していた。
やっぱりナーヴギアだとこうなっちゃうか。
えーっと、確か背中に羽の骨があることを想定して……んむむむむ……!

「あぁ、無理だ」

”ガサガサバキメキィ!……ドスンッ!”

「痛ったぁ……!ぐぉぉ……痛ったぁ…!」

空中ダイブは初めてじゃないものの、初心者の分際で羽を出そうとしたのが失敗でした。

「………やっぱり森か」

俺は辺りを見回して、地形の確認をする。
原作のキリトも森に墜落してからスタートしていた筈だし、取り合えず探索しようかね?

「よっこらせっと」

俺は立ち上がって歩き出す

「何なのよあんたたちは!」

――ところでそんな声が聞こえてきた。
そちらへと歩いていくと、やはりと言うか金髪巨乳のシルフが、3人のサラマンダーに囲まれていた。

「あれま、修羅場に出くわしたパターンのやつだ」

俺は木上に登って様子を見る。
そしてその突如、上空から何かが落ちてきてシルフの横に落ちる。

「ぐおあっ!?」

頭から地面に激突したスプリガンのプレイヤーは、痛がりながらも起き上がり、周りを見渡した。
間違いなくキリトだと確信して、俺は傍観にてっする。

「女の子を3人がかりで襲うのはカッコ悪いなぁ」

お前の登場も十二分にカッコ悪いぞ。

「あの人たちは斬っても良いのかな?」

「え?良いんじゃないかしら?少なくとも先方はそのつもりみたいだし」

「んじゃ、遠慮なく…!」

あぁあ。油断してるからやられるんだぞサラマンダー。
大体今の状態はSAOからの引き継ぎ状態なんだから気軽に上げたステータスで命がけのステータスに勝てるわけが無いだろ…。

キリトは一瞬で二人を撃破し、残りの1人に剣を向けて問いかける。

「どうする?あんたも戦う?」

「いや、やめておこう。もうちょっとで魔法スキルが900なんだ」

「正直な人だな。そちらのお姉さんは?」

「あたしもいいわ」

そしてサラマンダー男は帰っていった。
そして流れる安堵の雰囲気。しかしそこで、キリトの胸ポケットから変な妖精みたいなのが出てきた。

「パパ!まだ戦闘は終わってません!彼処にプレイヤーがいます!」

そう言ってその小さな妖精が俺のいる場所を
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