第1章 夢への第1歩
第4話 激闘!入部試験! 後編
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ードを確認し、秋弥はすぐにそれを発動した。
「僕はフィールド魔法、《弱肉強食の世界》を発動!」
周囲の景色が、鬱蒼と茂るジャングルに変化する。
恐竜達の時代の風景をイメージしたフィールドなのだと、その場にいる全員がすぐに理解した。
《弱肉強食の世界》
フィールド魔法カード
このカードのカード名は《ジュラシックワールド》として扱う。
このカードがフィールド上に存在する限り、恐竜族のモンスターが戦闘によって相手モンスターを破壊し墓地に送った場合、もう1度続けて攻撃する事ができる。
「このフィールド魔法がある限り、恐竜族のモンスターは相手モンスターを戦闘破壊する度に、追加攻撃する事ができます!」
「なんだとっ!?そんなインチキ効果、あってたまるか!」
「バトル!《ジュラック・ティラヌス》で、《深海王デビルシャーク》を攻撃!怒涛のフレイム・バースト!!」
秋弥の指示に従って、《ジュラック・ティラヌス》はその巨大な口の中に蓄えていた赤々とした炎を、デビルシャークに向けて放出する。
激しい業火に焼き尽くされ、深海王はたちまちに灰燼と化してしまった。
海堂 宗司
LP/4000→LP/3200
「ここでティラヌスの効果発動!モンスターを戦闘破壊した時、自身の攻撃力を300ポイントアップする!」
「なにっ!?そ、それじゃあ……!」
「その通り、攻撃力は2800になり、ダイダロスを上回ります!」
《ジュラック・ティラヌス》
ATK/2500→ATK/2800
「そして、《弱肉強食の世界》の効果によりバトル続行!ダイダロスへ攻撃だ!怒涛のフレイム・バースト!!」
更に続けて、巨大な海竜へ向けて炎を吐き出す《ジュラック・ティラヌス》。
これまで猛威を振るっていた海堂の切り札、《海竜−ダイダロス》は、灼熱の炎によって真っ黒に焼かれてしまった。
海堂 宗司
LP/3200→LP/3000
「く、くそっ、俺のダイダロスが……!」
「そして再びティラヌスの効果を発動!攻撃力を300ポイントアップします!」
《海竜−ダイダロス》に歩み寄った《ジュラック・ティラヌス》は、黒々と焦げてしまったダイダロスを貪った。
そして、ダイダロスが消滅すると同時に、ティラヌスは高く咆哮する。
《ジュラック・ティラヌス》
ATK/2800→3100
「更に、モンスターを戦闘破壊した事でティラヌスは3度目の攻撃が可能です!」
「嘘、だろ……?」
「残念ながら、本当です」
絶望する海堂に対して、秋弥はにへっと笑いながら無慈悲にも
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