第1章 夢への第1歩
第4話 激闘!入部試験! 後編
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
の瓦礫に飲み込まれて消滅してしまった。
「秋弥、どうしてわざわざモンスターを破壊されるような事を……」
「《ジュラック・タイタン》を破壊されるぐらいなら、《輪廻の理》のコストにしてカードを1枚ドローした方がいい。それに《ジュラック・グアイバ》も無駄じゃない。墓地のモンスターが増えれば増えるほど、墓地からの特殊召喚もしやすいからな」
「そっか……じゃあ、まだ勝ち目はあるのね?」
「いや……海堂先輩も言ってる通り、秋弥のフィールドはガラ空きだ。手札から発動できるカードでもない限り、ダイダロスのダイレクトアタックが直撃してしまう」
「そんな……それじゃっ……!」
「残念だがアトランティスが崩壊した事で、ダイダロスの攻撃力は元に戻る。だが、それでもお前に大ダメージを与えられるには変わりないぜ!」
《海竜−ダイダロス》
ATK/2800→ATK/2600 DEF/1700→DEF/1500
「バトルだ!《海竜−ダイダロス》でダイレクトアタック!リヴァイア・ストリーム!!」
《海竜−ダイダロス》が、秋弥に向けて強力な水流を吐き出す。
壁となるモンスターもリバースカードも存在しない秋弥は、その水流を受けるしかなかった。
「うわぁっ!!」
天藤 秋弥
LP/4000→LP/1400
「さて、俺はこれでターンを終了するぜ」
「僕のターン、ドロー!」
秋弥がドローしたのは、《ジュラック・ティラヌス》。レベル7の最上級モンスターだ。
しかし、今の秋弥の手札には、能動的に《ジュラック・ティラヌス》を召喚するためのカードがなかった。
「……僕は、モンスターを1体守備表示で召喚。更にリバースカードを2枚セットして、ターンエンドです」
「俺のターンだな、ドロー!……俺は、《深海王デビルシャーク》を召喚!」
《海竜−ダイダロス》の隣に、骸骨のような頭部を持つ不気味な鮫が姿を現す。
《深海王デビルシャーク》
☆☆☆☆ 水属性
ATK/1700 DEF/600
【魚族・効果】
このカードは1ターンに1度だけ、対象を指定しないカードの効果では破壊されない。
「ダイダロスの効果を発動した時にこいつがいれば、もう勝負はついてたんだがな……だが、ここで終わりだ!デビルシャークで守備モンスターを攻撃!」
(来たっ……!)
デビルシャークのまるで槍のような顎が、裏側表示のカードを突き刺す。
突き刺された箇所から《ジュラック・ガリム》が姿を現し、そのまま消滅する。
「あれっ?《ジュラック・ガリム》の効果は発動しないの?」
「って事は多分、ガリムの効果は対象を
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ