第終章 これからも続く道
エピローグ 『シホの進む先は光に満ちて……』
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後は湿っぽくしたくないからみんなで最後に元気で模擬戦をするの! そして盛大に卒業しよう!!」
『ええーーー!?』
フォワード+フェイトが大声を上げる。
エリオが「フェイトさんも知らなかったんですか!?」と声を上げているのはスルー。
でも、ここで自身の成長を見せれるのはいいことだとみんなは思い、六人とも「やろう、みんな!」というスバルの掛け声でやる気になっていた。
「も、もう勝手なんだから………」
フェイトがそう言いながらもバルディッシュを取り出す。
結局はしたいのだからしょうもないことである。
「あ、当然サーヴァントのみんなやアルトリアさんは参加しないからなぁ?」
「そ、そうですよねー………」
もし参加していたらそこには死体が転がることになるだろう。
それでシホ、なのは、フェイト、ヴィータ、シグナムの隊長陣はバリアジャケットを展開する。
ここにフィアットも参加予定だったのだが、もう妊娠七か月のお腹をしているのだから当然参加はダメになった。
フィアットは「参加したかったです……」と言っていたのをシホが「お腹の子に障るから我慢ねフィア」となだめていた。
そしてフォワードのみんながそれぞれデバイスを構える。
「いっくよー!」
いつも元気なフォワードのムードメーカーで立派に成長したスバル。
「今度こそ、なのはさんに届けてみます! そう、常にイメージするのは最強の自分よ。あたし!」
立派にみんなのリーダーを成し遂げたティアナ。
「いくよ、キャロ!」
「うん、エリオ君!」
一番最年少の二人だがそれでもフェイトを驚かすくらいに成長をしたエリオにキャロ。
「レン! ここでヴィータ副隊長を倒すわよ!」
剣士として、そして切り込み隊長として成長したラン。
「うん! 防御は僕に任せてラン姉さん!」
一年前の弱気の心を克服して強くなったレン。
「それじゃー………いくで!」
「始めさせてもらいます!」
はやてと卒業を祝うために来ていたギンガによって最後の模擬戦のカウントダウンが開始する。
「レディー………ゴー!!」
そしてその言葉とともに模擬戦は始まったのだった。
結果はどうなったかは、全員の顔を見ればわかるというものだ。
全員が全員いい顔をしていた………。
最高の卒業式になったのは間違いなかったのだ。
◆◇―――――――――◇◆
そしてみんなはそれぞれの道を歩んでいった。
なのはは戦技教導官を続けて、その間にユーノと正式に結婚して男の子を授かることになった。
ヴィヴィオとオリヴィエとともに五人で楽しく暮らしたそうだ。
ヴィヴィオはSt.ヒルデ魔法学院で友達とともにストライクアーツを学んで日々勉強も頑張
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