第六章 正義の在り処編
第二百三話 『シホの身に起こった事実。そしてジグルドの手紙』
[1/6]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
ジグルドとブリューナク隊により起こされたクーデターはジグルドが死亡したことで一応の決着を見せた。
市民達も管理局が全力で迅速に対応して一応は騒動は鎮静を見せた。
今はこれに乗じて犯罪を犯すものが出てこないように当分は厳しく取り締まっていく事で話は決まった。
三提督もケガもなく無事救出されて親族たちはたいそう喜んだという。
黒い獣が暴走するという異常事態に陥ったもののそれらもすべて機動六課を中心とした者たちによってすべて駆逐されたとメディアには報道されて機動六課の評価はまた格段と上がったという。
キリングドールを開発したモリアも最後にはあっけなく気絶して、今頃事情聴取が行われていて今現在は管理局の執務官の団体がシホ達が発見したモリアのキリングドール製造工場をくまなく捜査しているという。
これによってモリアに研究のための資金を提供していた支援者達もおのずと逮捕されるだろう。
そしてジグルドが死んだ後、残されてしまったロボ、セイラ、凰華、ティーダ、ウィルソンを含むブリューナク隊は素直に管理局に捕まって今後の扱いをどうするか上層部で話し合われているところだ。
もちろんリオンも理由はどうあれ犯罪を犯したことには変わりないので保護という形で今は隔離施設へと入れられている。
スバル達と別れる際、
『また、一緒に遊ぼうね。スバル、ティア………』
とリオンは言っていたのでスバルとティアナもとくに心配はせずにリオンがまた外に出てこれることを祈っていた。
ゼストとレジアスもまた隔離施設へと戻ったが特に不安なことはないという。
特にゼストはレジアスを守りきる事が出来た為にもう満足であるらしい。
レジアスもジグルドの行ったことでなにか思ったのか誠意的にこれらかの管理局の未来を考え始めているという。レジアスが管理局に復帰するのはいつの日になることやらである。
それとだが、小ギルの手によって復活した『セイバー(アルトリア)』『ランサー(ディルムッド)』『ファイター(クラウス)』『キャスター(ヤガミ)』『バーサーカー(ランスロット)』なのだが、戦いが終わった後、魔力が切れたのかまたクラスカードに戻ってしまい小ギルの手に戻っていったという。
そしてセイバー(タケミカヅチ)、アーチャー(ヘラクレス)、ランサー(オーディン)、アサシン(ハサン・サッバーハ)のクラスカードを持っていたホムンクルス達もヴォルフ・イェーガーがいなくなったことで戦う理由がなくなったらしく、小ギルが彼ら四人を預かるという事で話は落ち着いた。
そのとうの小ギルはシホ達に、
『お姉さん、そのうち僕の組織に招待しますね。宝石翁もいますから大丈夫ですよ』
と、言ってホムンクルス達とともにどこかへと去って行った。
その際、シホはゼルレッチが小ギルと協定を結ん
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ