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IF物語 ベルセルク編 銀河英雄伝説〜新たなる潮流(エーリッヒ・ヴァレンシュタイン伝)
第七話 二パーセント
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『貴族達の玩具になるな』
「エーリッヒ!」
ミュラー提督が声を荒げたがスクリーンに映るヴァレンシュタイン提督は眉一つ動かさなかった。
『小細工はするなと言っている。卿は親友だがそれを信じて私の部下を危険に曝す事は出来ない。我々は敵対関係に有るんだ』

一時間では我々の艦隊はヴァレンシュタイン提督の艦隊には追い付けない。ヴァレンシュタイン提督は無理なく撤退できる。或いはクレメンツ提督、ファーレンハイト提督はヴァレンシュタイン提督の直ぐ傍に居るのかもしれない。それならば撤退を阻む艦隊が現れても排除は難しくない。ヴァレンシュタイン提督はこちらをかなり警戒している。

ミュラー提督がヴァレンシュタイン提督の要求を全て受け入れた。ヴァレンシュタイン提督は軍事行動の停止が宣言されたらまた連絡すると言って通信を切った。一時間、一時間以内にローエングラム侯を説得し軍事行動の停止を宣言して貰わなくてはならない。



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