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フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!
ラビリンス侵攻!
3人のプリキュア誕生
第1話 もぎたて!キュアピーチ母娘誕生!!
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てあげてください。」
 「うわあ〜あ〜〜ぁ。」
 「ちょっ。」
 「ちょっと、ラブ。」
 「由美は、とっても良い子なんです。だから、付き合ってあげてください。」
 「分かったから、手を離せって。」
 「嫌です。由美の気持ちを少しは。」
 「バッ。」
 「やめて、ラブ。もう良いから。すみません、先輩。」
 「せんぱーーーい。」

 現実へ戻って ドーナツカフェ

 「つまり、ふられたのはこっちのお嬢ちゃんではなく、あっちのお嬢ちゃんの方かい。で、言うか。他人の恋愛にそこまで突っ込むんかい。」
 「ありがとう。」
 「フーーーッ。」
 「この子は、幼少の頃からのお友達で人のことになると、ほっとけないことがあるの。」
 「そうなんでい。」
 「ラブちゃん、あの後、麻生さんに思いっきり告白してみたの。そうしたら、交際に応じてくれたの。」
 「オイ、あの男子高生かい。」
 すると、由美の彼氏らしい男子高生が現れた。
 「そうよ。」
 「店に戻るでい。」
 カオルちゃん移動販売車の中へ入って行った。
 「やあ、由美ちゃん。」
 「先輩。」
 「せんぱ〜い。」
 「おっと、君は俺のいた部にはいねえだろ。由美ちゃんから聞いてるぜ。帰宅部だろ。」
 「そうだった。」
 「由美ちゃん、俺もドーナツ注文するぜ。」
 「一緒に食べるの。」
 「いや、持ち帰りだ。」
 麻生先輩こと麻生三郎は、移動販売車へ向かった。 
 「これは、カオルさん。」
 「カオルちゃんで良いでい。」
 「麻生三郎と申します。」
 「イケメンやな。」
 「ハイ.。」
 「何、三郎君、3年生かい。」
 「そうです。」
 「忙しいなあ。で、ご注文は何でい。」
 「お持ち帰りでチョコレートとフレンチクルーラー。」
 「250円でい。」
 「はい。」
 「丁度お預かり。毎度あり。」
 麻生三郎は、ラブたちの座るテーブルへ向かった。
 「由美ちゃん。」
 「麻生さん。」
 「先輩。」
 「おっと、君は俺の後輩じゃねえよ。」
 「ところで、お付き合いしてくれるってマジなの。」
 「そうよ。麻生さんはもうセンター試験突破しているのご存知よね。」
 「うん。」
 「2次試験はまだなんだけど、富山大学受験する予定なの。」
 「富山。」
 「富山と言えば、雄大な立山連峰の景色と富山湾の海の幸が浮かんでくるでい。」
 「カオルちゃん、もう1つ教えましょうか。」
 「何でい。」
 「富山にも四ツ葉町があるんだ。」
 「エエーーーーーーっ。」
 「先輩、富山にもクローバータウンストリートがマジあるの。」
 「ああ、そうだよ。」
 「由美ちゃんのためにもよりいい大学へ進学したいからね。それで、選んだんだ。もう数日で
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