暁 〜小説投稿サイト〜
フレッシュ&スウィート フルーツプリキュア!
ラビリンス侵攻!
3人のプリキュア誕生
第1話 もぎたて!キュアピーチ母娘誕生!!
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 「それじゃ、タルトとシフォンよ。ワープホールへ向かうぞ。」
 「ヘエ。」
 「キュア。」
 こうして全員、日本国へ通じるワープホールへ向かった。

 スウィーツ王国 ワッフル城内ワープホールのある部屋

 「気を付けて行くのですよ。」
 「ヘイ。」
 「シフォンよ、タグをはずすでないぞ。何かあればいつでもパフェが日本へ向かうからな。」
 「キュア。」
 タルトとシフォンは、日本国へ通じるワープホールへ入った。

 現実世界 日本国 東京都板橋区赤塚公園内

 公園内では、移動販売車でドーナツを販売しているおじさんと地元の女子高生がいた。
 「うわーーーーーーーーん。」
 「オイ、四ツ葉高校のお嬢ちゃん、一体、何があったんでい。」
 「フラれちゃったよう。」
 「珍しいでい。男がフラれるのはよくあることだけど、女がフラれるのは珍しいことでい。相当イケメンかい。」
 「わーーーん、わーーーーん。」
 「オイオイ、あんまり泣かれるとオイラが疑われるんでい。」
 同じ四ツ葉高校女子高生のクラスメートが現れた。由美である。
 「いらっしゃい。」
 「いつものドーナツセット。」
 「350円でい。」
 「はい。」
 「丁度お預かり。毎度あり。」
 由美は、ラブが座っているテーブルへ向かった。
 「由美ちゃん。」
 「ラブちゃん。」
 「何、この泣きじゃくっていた子がラブちゃんって言うのかい。で、君が由美ちゃんなのか。」
 「そうよ。ラブ、泣きじゃくっているのは、私のこと言ってるでしょ。」
 「うん。」
 
 回想編 都立四ツ葉高校校庭 休憩時間

 「ごめん、ラブ。あたし、やっぱりいい。」
 「ツカッ、バッ。」
 「ストーーーップ。ずっと、先輩のことが好きだったんでしょ。」
 「そうだけど。」
 「先輩が遠方の大学へ進学したら、もう2度と会えないかもしれないんだよ。こう来るなら、今しかないでしょ。あっ。」
 「あの(ひと)が先輩。」
 「うん、うう〜っ。うん。」
 「よし。ホラッ。」
 「あっ。」
 「バン。」
 「幸せゲットだよ。」
 「あーーっ。」

 現実へ戻ってドーナツカフェ

 「私、ずーーっと先輩のことが好きでした。大学へ進学してもお付き合いしてください。」
 「で、言ったんかい。」
 「こんなところで、言いふらすなんて。」

 再び回想編 四ツ葉高校校庭

 「わりい。俺、他に好きな(ひと)いるんだ。」
 「エーーーッ。」
 「じゃあな。元気でやれよ。」
 「バッ。」
 ラブは、先輩と言ってる男子高生の体を回し始めた。
 「うわあ〜あ〜〜ぁ。」
 「グルグルグルグル。」
 「お願いします、先輩。そんなこと言わず、付き合っ
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