第六章 正義の在り処編
第二百二話 『シホの新たな世界』
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させることによって世界はさらなる変化を遂げていたのだ。
―――Yet,those. This is end of the only thought.
シホの新たな境地。
二度と破らない、破らせない。
そんな思いを込めたことで変化した詠唱内容、そして心象世界。
それを今、解き放つ………!
―――I stay my body "unlimited blade works".
シホの詠唱内容が終了する。
瞬間、地面に炎が走っていく。
そう、黒い獣と戦っている機動六課、ブリューナク隊、サーヴァント達………すべてを巻き込んで世界は塗り替えられていく。
そして世界は新たに新生する。
しかし、そこはもう赤い荒野ではなかった。
さまざまな剣が突き刺さっているのは変わっていないが地面には草原が広がり蒼天の青空に眩しい太陽………。
そう、シホの心象世界は詠唱内容が温かいものに変化していたように世界も同様に温かい空間へと変化していたのだ。
その光景に以前の世界を知っているなのは達はとても嬉しそうな表情を浮かべていた。
変われたのだ………。もうシホがエミヤと同じ道を辿ることは二度とないという証のようなものだろう。
「………いくわよ? 無限に湧く黒い獣よ。数の貯蔵は十分か?」
そしてシホが手を上げるとすべての剣が引き抜かれて空へと上がる。
太陽の光をうけて剣たちすべてが活気溢れているかのように光り輝く。
「全剣整列! 穿て! 一斉掃射!!」
剣軍が次々と綺羅星のように黒い獣へと殺到していく。
[ギ、ギィィーーーッ!!?]
[ガァッ!?]
[ギャアアアッ!!]
剣軍に貫かれて黒い獣たちは生き残った者は逃げようとする。
しかしすべてもう固有結界の中に閉じ込めたのだ。
逃げ場はない。
「吹き飛びなさい!!」
シホの命令で連続で突き刺さっていく剣達。
そして貫かれる黒い獣たち。
まさに蹂躙劇を見ているようだ。
一体、また一体と潰されていきついには数を二桁まで減らされていた。
「解析開始!」
そしてシホは残りの黒い獣を解析する。
それでついに核になっている『疑似聖杯のカケラ』を持つ本体を発見したのだ。
それで、
「アルトリア! いくわよ!」
「はい、シホ!」
『ユニゾン・イン!』
ユニゾンしてセイバーフォルムへと変化する。
そしてエクスカリバーフォルムを構えて、剣先を本体の黒い獣へと向けて構えて、解き放つ。
「約束された……勝利の剣ーーーッ!!」
核を持っている本体の黒い獣はエクスカリバーで焼き払われてつい
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