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フリージング 新訳
第6話 Accelerating Turn 1
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そして、カズトは意を決した様に言う。

「俺を、貴方のリミッターにして下さい。」
「……………へ?」

サテライザーは少し間抜けな声を出してしまった。
彼は、まだ会って数日の自分に、リミッターにしてくれと言ってきたのだ。

どちらかと言えば、嫌ではない。
だが、彼女には、どうしてもリミッターを作りたくないわけがあった。
それは……また後ほどに。

だから、彼女は首を横に振ろうとした。
その時だ。

「あらぁ?こんなところで洗礼?」

悪意はやってくる。


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