第三章
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せるな」
「俺が一人で歩くからな」
夜のサントドミンゴをというのだ。
「御前は少し離れた物陰から見てな」
「そいつが出て来たら」
「俺も武装してるからな」
「勿論俺もな」
「だからな、そいつをな」
「二人で退治するか」
「それでお巡りさんに酒を奢ってもらおうぜ」
ヘミングウェイはレスターににやりと笑って言った。
「是非共な」
「そうだな、二人でな」
こう話してだ、そのうえで。
二人は夜のサントドミンゴに出た、事件のせいで本来なら夜も賑やかな街だが今はしんと静まり返りゴーストタウンの様だった。
その街に出てだ、すぐにだった。
レスターは兄から離れ一人歩く彼を物陰からついて言った、そうして二人でそれぞれ距離を置いて歩いていった。
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