第六章
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だ。
「また戦うことになるな」
「その時はいいな」
「ああ、また勝ってやるさ」
「その意気でいけ、いいな」
「それじゃあな」
こう二人で話しながら祝杯をあげる、ホアはこの試合ではチャオの技を身に着けて勝った、だがそれでもであることもだった。
わかっていてだ、こう言うのだった。
「今度はあいつが俺の技身に着けるかもな」
「拳のそれをだな」
「ああ、技にはな」
「技だからな」
インタウも笑って言う、技と技の繰り出し合いと盗み合い、それもまたムエタイであることも深く理解していて話すのだった。勝利を祝うその中でも。
技には技で 完
2014・9・19
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