大地の怒り
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ツ
ナツ「ぐあぁぁっ!!!」
しかし、ボキッという鈍い音とともにナツの悲鳴が響き渡る
ルーシィ「折れ・・・!!」
ハッピー「あの鋼鉄の鱗が攻撃力を倍加させているんだ!!」
ナツ「どらぁっ!!!!」
ガジル「無駄だ!」ドンッ
ナツ「うぁああぁっ!!!!」
ナツが爆炎の拳で反撃するが、ガジルの鋼鉄の鱗によって防がれる
鋼鉄を殴ったため、ナツの腕は更なるダメージを受けた
ガジル「ギヒッ、鋼鉄の鱗は全ての攻撃を無効化する」
ナツ「がぁ!!!!」
ガジルの頭突きによってナツは地面に倒れこむ
立て続けに攻撃が行われたが、ナツはそれを素早くかわし体制を立て直す
ナツ「火竜の・・・」
ガジル「鉄竜の・・・」
そして双方同時に魔力を蓄えた
ハッピー「あいつも息が使えるのか!!!!」
「伏せろォー!!」
「ひぃぃっ!!!」
ナツ・ガジル「「咆哮!!!!」」
互いの咆哮がぶつかり合って爆発を引き起こす
そのとてつもない魔力と爆風によって部屋の壁や天井は破壊され、周りにいた人間は全て吹き飛ばされた
ガジル「・・・お互いの竜の性質の違いが出来ちまったなぁ、サラマンダー」
爆発後の煙の中に平然と立っていたのはガジルのみ
ガジル「たとえ炎が相手を焼き尽くす息だとしても、鋼鉄にはキズ一つつけられん」
ナツ「う・・ぐ・・」
ガジル「逆に鉄の刃の息は、貴様の体を切り刻む」
ナツの体には無数の切り傷がつけられていた
ガジル「テメェがこの程度なら、俺の鋼鉄を砕いたアルトレアと戦った方がよっぽど楽しかったぜ」
ナツ「・・・あ?」
ガジル「!!!」バリンッ
笑うガジルの顔に一筋の血が流れる
ナツ「オレの炎もただの炎じゃねえぞ・・・火竜の炎は全てを破壊する」
ガジル「う・・・」
ナツ「次からは本気で行くぞ黒鉄のガジル・・・さぐり合いはもう十分だ」
ルーシィ「え?」ゾゾッ
「さぐり合い・・・て・・・」
「お互い本気じゃなかったのかー!?」
「こいつらバケモンだー!!!」
ガジル「この空に竜は二頭もいらねえ、堕としてやるよ・・・火竜のナツ」
二頭の竜が再び向かい合う
互いの表情は真剣で冷徹、しかしどこか笑っているようにも見えていた
ジョゼ「クク・・・よく暴れまわ
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