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剣の世界で拳を振るう
正義の抗争の中で
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いんだよ!」

振り下ろされた腕を掴み、勢いをつけて投げ飛ばす。
この地形は孤島リングの形状で、リングの下は谷底…つまり場外=死亡なのだ。

「次ぃ!」

「ひゃはぁ!」

「ふっ!はっ!はぁっ!」

倒し……いや、殺した数は既に50を越えている。
それでも奴等は撤退をするようすはなく、次々に襲いかかってくる。
原作より多いじゃねぇか!

「だぁぁあ!何人いるんだよ!」

そう叫ばずにはいられない俺だった。












血盟騎士団本部。
そこにはヒースクリフ、キリト、アスナがおり、その後ろには多くのプレイヤーが立っていた。

「……そうか。彼は断ったか」

「はい。ですが気が変わったら何時でも、と言っておきました」

「アイツはこんなことで怯えるような奴じゃない。
何か考えがあって断ったんだと俺は思う」

キリトとケンの付き合いは現実の一年とこちらでの二年。
それほどまで付き合っていれば分かることもあるのだ。

「そうか。では作戦内容を「報告します!」…なんだね?」

ヒースクリフが発言をしようとした時、扉が強く開いて男性が一人転がり込んできた。

「今から30分ほど前に48層迷宮区に一人のプレイヤーが入っていったと報告がありました!
もしかしたら襲われる危険性が…」

「総員、直ちに出発準備!
直ぐに向かう!作戦内容はレッドプレイヤーの捕縛!以上だ!」

ヒースクリフは声を張り上げ通達した。
その顔には焦りが浮かんでいた。

「団長…まさか…」

「ああ。おそらくケン君だろう…」

「ケン……待ってろよ!」

三人も続いて走り出す。
もう既に戦闘が開始されていると知らずに。











「オラァア!」

「ぐぶっ!」

開始から40分位か…?
それでも人数は結構いるが…。

「なかなか粘るなボーイ。
情報では攻略組の連中が来ると聞いていたんだが」

「聞いてないなそんなこと…誰情報だよそれ……」

そう言えばこの作戦は漏れていたって内容だったな…。
そうなれば……!

「クラディール……か」

「oh…察しが良いなボーイ。その通りだ」

やっぱりか…。

「なら、次の目標が出来たな」

「その目標は果たすことは出来ないのさ」

「っちぃ!てぇりゃ!」

会話の最中に俺の後ろに近づいていたプレイヤーを後ろ蹴りで蹴り飛ばす。

「くっそ!一息つけると思ったのによぉ!」

「はははは!残念!」

とうとうPOHまで参戦しだした。
その両隣には目が逝った男と仮面をした男が並走して襲いかかってくる。
おそらくこいつらが赤目のザザ
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