暁 〜小説投稿サイト〜
囚われの竜と神
救出
[1/5]

[8]前話 前書き [1] 最後
ちょうどそのころリュウゼツランドでは、フェアリーテイルのメンバーたちが帰ろうとしていた。
ルーシィ「あれ、ウェンディは?」
ナツ「俺は見てないぜ!」
ジュビア「ウェンディなら、シェリアさんと一緒に遊びに言ったところをジュビア見ました。」
エルザ「まったく、待ち合わせの時間はとっくに過ぎているはずだ。」
ミラ「ウォーレン、念話はつかえないの?」
ウォーレン「それがよ…実は魔力使いすぎちまって、今は魔法使えないんだ。」
リサーナ「まったく、肝心なときに役に立たないんだから…」
メイビス「真面目な性格のウェンディさんが、集合の時刻を忘れてるとは思えません。何かあったのでしょうか。」
そんなことを言っていると、フェアリーテイルの方に向かって、一人の男が歩いてきた。
この男リオン・バスティア。
シェリアと同じ、ラミアスケイルの魔導士である。
グレイ「なんだよ、リオン何の用だ!まさか、またジュビア目当てかよ!」
リオン「いや、ジュビアちゃんも気になるが、今はべつの用件だ。シェリアを見てないか?帰りの時間になっても帰ってこないから、ひょっとするとウェンディといっしょではないかと思ってきてみたんだが…」
マカロフ「それがの、実はウェンディもまだ帰ってきておらんのじゃよ。リオン君に心当たりはないかね?」
リオン「ありませんね。もしかするとまたシェリアが何かドジを踏んで、迷子にでもなってるのかも知れません。」
マカロフ「しょうがないのぉ、大魔闘演武に出場するメンバーには、門限があるんじゃが…」
リオン「わかりました、では俺はもう少しシェリアを探してきます。ウェンディも一緒にいると思うので、見つかったら宿まで送り届けます。」
そう言うとリオンは、2人を探しに行こうとする。
それをグレイが呼び止めた。
グレイ「待てよ、俺も行く!2人で探したほうが早いだろう。」
リオン「ああ、助かるグレイ…」
そして2人は 、プールの中を探し始めた。
だがしばらく探してもウェンディとシェリアの姿はない。
リオン「しかたない、これを使うと後で怒られるから嫌なんだがな…」
そういうとリオンはズボンのポケットからコンパスの形をしたラクリマを取り出す。
それから魔力を注ぎ込むと、魔方陣が展開した。
グレイ「なんだ、こりゃ?」
リオン「ああ、尋ね人コンパスといってな、使用者の思い浮かべた人物を探すことのできるマジックアイテムだ。
もっともこいつを使うと、ストーカーと罵られて、シェリアが後で物凄く不機嫌になるから、できれば使いたくなかったんだがな。」
グレイ「そんなものあるならさっさと出せよ。」
何はともあれ、とりあえずリオンはコンパスをつかってみた。
だがおかしなことにシェリアは、プールにはいないという結果が出てきたのである。
とりあえずコン
[8]前話 前書き [1] 最後


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ