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英雄は誰がために立つ
第1章 旧校舎のディアボロス〜停止教室のヴァンパイア
Life1 異世界にて
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erlude−


 旧校舎・オカルト研究部

 此処では今日のレーティングゲームにむけて、リアスと下僕たちが集まって作戦などを立てていた。
 しかし、そこでふと木場祐斗が・・。

 「そういえば、部長。先ほど部長と親しそうにしていた人は、知り合いの悪魔ですか?」
 「え?祐斗、見てたの?」
 「たまたま、視界に入りまして。確かあの人は藤村士郎先輩でしたよ「藤村士郎だぁああ!!?」イッセー君?」

 そこで、兵藤一誠がかぶりついてきた。怨嗟の声が聞こえてきそうな感じで。

 「あら?イッセー。貴方、シロウのこと知っていたの?」
 「知ってるも何も!あいつは俺達駒王学園の男子生徒の大半の天敵ですよ!!」
 「天敵ですか?イッセーさん?」
 「おうよ、アーシア!あいつは自分のスペックの高さやイケメンぶりを良い事に、此処の女子生徒をとっかえひっかえにしてるっていう噂が有るくらいの鬼畜野郎だぜ!!(←誹謗中傷)」
 「そ、そうなんですか?こ、怖いで「そんな事シロウはしないわよ!!」え?」

 そんな士郎の事実無根の噂を荒げるイッセーに、リアスはカッとなった。

 「部長、やっぱり知り合いなんですか?」
 「え?そ、それは知ってるわよ。だってシロウはクラスメイトなんだ「それだけじゃありませんわ」朱乃!?」

 そこに、朱乃がさらりと口を挟んできた。

 「あの殿方、藤村士郎さんは部長が人間界に度々やってきた時からの、ちょっとした幼馴染のはずでしたわよね?」
 「う゛」

 それを居心地が悪そうに身じろぎするリアス。
 そこに、又もや怨嗟の以下略降臨。

 「ぬぅあんづぁつぉおおおおおおお!!?あんなにスペック高くてイケメンだけでも許せねぇのに、部長と幼馴染だとぉおおおおおおおお!!?」
 「イッセー君。悪いけど、一々五月蠅い」

 そんなカオスの中、リアスがバシン!と机をたたく。

 「と、兎に角!?た、確かにシロウとは幼馴染の関係だけど、彼は私が悪魔だと言う事なんて知らない一般人なのよ!!―――――だから、私なんかと関っちゃダメなんだから(ボソッ)」

 最後にリアスは、誰にも聞こえないように寂しそうに呟くのだった。
 しかしながら、朱乃の耳だけは確かに聞き取っていたのだった。


 −Interlude−


 深夜・レーティングゲーム用の異空間

 そこで、リアスの将来を掛けた運命のレーティングゲームが、既に進行していた。
 当初は、ライザー勢の圧倒的勝利で終わると思われていた戦いだったが、リアス勢が奮戦しつつ、打ち合わせた作戦によりかなりの善戦をしていた。
 が、それでも数々のレーティングゲームを勝利してきたライザー勢が、ここぞという時に挽回を始めて遂にはリア
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