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今日から頑張る
進展

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この前家族といえど
しっかり話すことができた
人と話をすることなんてどうってことではないのかもしれないが
充にとっては大きな進展だった

引きこもって以来
誰ともまともに口を聞かなかったのだから


充「ふぅ・・・あれから少しずつだが妹とは話せるようになった、会話がこんなに難しいなんてな・・・」

話せるようになったとは言え
まだところどころ挙動不審になったりはするし
会話もあまり続かない

しかし妹は楽しそうに聞いてくれて話してくれる
それでかなり精神的に助けられている

今日から妹は三連休らしく
家にいるため
話をしている

優「お兄ちゃんさ、そろそろ学校とか探したほうがいいと思うよ?」

充「いや・・・もう入学からかなりたってるし・・・」

優「このままじゃ、お兄ちゃんかなり危険だよ」

充「そう言われてもな・・・」



自分がどういう状況かはよくわかっているつもりだけど
どうも学校というところに行く気には起こらない
バイトをしようにも
学校に行っていない無職を雇ってはくれないだろうし

充「・・・」

深刻に悩んでいるような顔をして悩んでるふりをしてみると

優「通信制の学校なら・・・大丈夫じゃないかな?」

充「通信?・・・通信って言うと・・・なんだっけな・・・」

優「えーと、私も詳しくは知らないんだけど」

充「うん」

優「週に1、2回学校に行ってあとは自宅学習でいいってところなんだけど」

充「へぇ〜そんなところがあるのか、そりゃすごい」

優「うん、だけどテストとかちゃんと点数取らなきゃ単位はくれないみたい、もちろんスクーリングって言って週の1、2回にも顔を出さないといけないみたいだよ」

充「そうか・・・」


冷静に考えて
今のこの状況はまずい
たしかに週に1、2回合わないといけないことはキツイが
それさえ我慢できれば大丈夫なのだから
できるはずだ

充「・・・考えてみるよ、ありがとう」

優「うん、ゆっくり考えてね」


とりあえず
パソコンでいろいろ調べてみることにした

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