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Fate/staynight/the/crossovermoment
新たな刃
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!!」

供給されない魔力、有り余った血液を魔力変換!
「LOST・ZERO」の能力、少量の血液を膨大な魔力に変換、少量の魔力を血液変換、無限に等しいバイパスを繋げ魔力と血液を補充する。「影縛り」の効力で不可能だった筈の能力、身体に体内に血液が補充させる。
貧血状態回復、魔力供給も正常に行われている。

「「影縛り」を無効化だと!?」

俺の魔術回路「LOST・ZERO」の能力を抑える為の枷が逆に無効化された。
予想外、予想出来ない現実に戸惑うアーチャーは武器を構え直した。
普段以上に動く身体を動かし、地面を蹴った。

「く、トレース・オン!」

アーチャーは新たな二刀を投影する。
投影させた二刀は先程の二刀より長く太い、相手に合わして有効な武器を変える常識的で賢い選択だ。
重い連続攻撃、アーチャーは守りに撤する。
自分の身体とは思えない程に身体が軽く早く動く。
型など大層な攻撃じゃない。適当で曖昧な攻撃を繰り返す、攻撃に特化した二刀を振る。
それだけの作業で、アーチャーの二刀は折れた。

「な、に!?」

投影された二刀はバラバラに砕け原型を失う。

「お、わ、り、だ!!」

アーチャーの首元に二刀を振った。
凄まじい勢いの一撃、アーチャーの首元でギリギリ止まった。

「私の・・・・負けだ」

両手を上に上げ、アーチャーは自身の敗北を認めた。

「勝った?
勝ったのか?」

実感が・・・・・湧かない。
俺が・・・英霊に・・・・アーチャーに勝てた?

「嫌味を言う奴だ。
君の勝利だ」

「俺の・・・・勝利?」

両手の二刀が自然に消える。

「約束は守ろう」

この戦いは決闘で約束を果たす為の、俺自身の戦いだ。
アーチャーに投影を教えを基本を学ぶ為に、俺はアーチャーに頭を下げ頼んだ。
最初は普通に断られた。俺の身体を魔術回路を考慮して断ってくれた。
でも、それでも、俺は頼んだ。
何度も何度も何度も頼んだ。
その結果が決闘、勝てば投影の真髄を教えると約束してくれた。

「だが、条件が有る」

「条件?」

すんなりと投影の真髄を教えると思ったが、条件付き?

「私の弟子になれ」

「え?」

その言葉を聞いた直後、俺の意識はプツンと切れた。









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