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Fate/staynight/the/crossovermoment
新たな刃
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世界新記録が余裕で可能な速度で矢を躱し障害物を利用、使えそうな物を探す。
山の奥地で使える物なんて普通に探しても見つからない。
前の俺なら投影魔術で武器を投影したが投影を封じられた魔術回路を封じられた俺には不可能だ。
そして探していた物は意外にも見付かった。
「アーチャーの二刀?」
弓兵が良く扱う二刀が地面に突き刺さっていた。
恐らくアーチャーが投影した二刀だろうが何故、アイツの二刀が?
考える時間なんて一秒も矢は与えってくれなかった。
矢は何時の間にか急接近中で回避が間に合わない距離まで来ていた。
避けれない、なら防ぐ!!
地面に突き刺さっていた二刀を引き抜き矢を防いだ。
「私の投影した刀を扱えるのか?」
闇に姿を隠していたアーチャーが現れた。
「人間では扱えん筈だが。
君は扱えるのか?」
「扱えるから二刀で矢を防いだ。
てか、この刀はお前のハンデだろ?
今の俺に投影魔術は使えない。だからフェアプレイ精神が強いお前はワザワザ、俺の為に二刀を投影した」
「憶測だな」
そう言って弓兵は弓を構え放った。
照れ隠しか?と判断したが放たれた矢は先程のホーミングタイプじゃない。
光の矢とも言える矢は一直線に俺目掛けて突き進んだ。
矢の速度は追尾矢よりも一段素早く範囲が広い。
だが、一直線の矢なら俺でも見切れる!
タイミングを合わせ、二刀で光の矢を叩き斬る。
が、同時に爆発した。
「炸裂矢は予測不能かな?」
魔力を込めた矢か。
スピードも威力も充分過ぎる一撃は重い。
傷は魔術回路「LOST・ZERO」が自動治癒で癒すが時間が数秒掛かる。
魔力供給は出来ないのに傷は癒すなんて不思議な魔術回路、だが今の現状では有難い。
「傷を癒す、予想通りだが治癒速度は予測を超えるな。
彼と同等、それ以上!」
一斉に矢が放たれた。
追尾矢じゃない、炸裂矢か!?
地面に光の矢が突き刺さる度に爆発、爆発の連続で地面が揺れる。
避けても避けても新たな矢が放たれる。
炸裂矢の利点は矢が物体に触れた瞬間、炸裂、爆発する事だ。
矢の攻撃範囲は広いが標的に当てるのが難しいピーキーな武器だ。
クラスがアーチャーなら弓の扱いは完璧だろうが、更に爆発の能力が追加され厄介極まりない。
しかもアーチャーは俺の足元を重点的に定め放っている。
弓の一撃より爆発の威力で攻撃するなんて流石、弓兵、頭の回転が早い。
「君の治癒は驚異だが、君自体が驚異じゃない。
瀕死の傷を負おうが、君の魔術回路が傷を癒す。
だが、再生速度を超える程のダメージを身体に叩き込めば、治癒速度が早かろうが治癒能力が優れようが関係ない」
一撃一撃が手榴弾並の矢は止まない。
回避しても無限に降ってく
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