暁 〜小説投稿サイト〜
東方魔法録〜Witches fell in love with him.
番外 正月〜Happy new year.
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Round2聖vsにとり

聖「お手柔らかにお願いしますね」

にとり「うん、お互い頑張ろうねー」

紫「ラウンド ツー ファイ!」

紫はにとりの方に羽を放り投げた。
にとりは普通に打ち上げ、聖の方に羽を送る。そして手に持っている板に何か細工をし始めた。
聖も羽を打ち返した後に、何やら板を弄っていた。
打って直ぐに板を弄る。奇妙な事が数回続いた。

にとり「できた!改造板!いやぁ、高速で改造するのは苦労したよ」

にとりが板の持ち手に取り付けたボタンを押すと、板の羽を打つ部分が切り離されて、にとりが持ち手を振ると切り離された板が連動して動く。

にとり「名付けてリモコン板!如何に楽をするのかを追及するのも技術者の課題の一つだよ」

にとりはリモコン板を使うことにより、その場から動かずに羽を打ち返せるようになった。

聖「私も出来ました。力作です」

聖は板を削って警策を作っていた。警策は座禅を組んでる時に、お坊さんが「渇!」と言いながら肩を叩くあの棒のこと。

にとり「ただ削っただけじゃん!?」

聖「なにを!見て下さいこの美しいフォルム!手に馴染む程よい細さ!しなやかさの中に隠された確かな強度!」

にとり「う…確かに美しい…職人技」

聖「今の貴方に足りない物を教えてあげましょう」

にとり「そ、それは…」

聖「デザイン性、美しさよ!」

にとり「なん…だと…」

ガクリとにとりが膝を付くのと同時に、羽がにとりの近くに落ちた。

紫「勝者聖ー」

妹紅「お前ら羽根つきをしろ、羽根つきを」



Round3妹紅vs幽香

妹紅「私達は普通の羽根つきをしようよ」

幽香「ええ、そうねぇ平和にいきましょ」

紫「ラウンド スリー ファイ!」

紫は妹紅の方に羽を放り投げた。
妹紅は少しダルそうに羽を打つ。
幽香は日傘を指して、ニコニコしながら板を降り下ろした。

―メキ、ピュン、ドス。

妹紅「へいわ、に、するんじゃ…なかったのか…」

幽香「あらごめんなさい。力加減間違えちゃったわ」

ドサッ

幽香の板は凹んでいて、怪力で飛ばされた羽は妹紅を貫いていた。
妹紅はそのまま倒れこみ、傷からは直ぐに炎が吹き出す――リザレクションが始まっていた。

紫「勝者風見幽香ー」



Round4魔理沙vs小町

魔理沙「羽根つきもパワーのようだぜ」

小町「ぶっちゃけ勝ったらあの花妖怪と戦うから嫌だなぁ」

紫「ラウンド フォー ファ……」

映姫「戦いたくないなら仕事をすればいいじゃない」

小町「そんな二択は嫌だ…って、げ、四季様」

映姫「全く。またサボり?小町」

小町「これ
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