暁 〜小説投稿サイト〜
いつの間にかハイスクールD×Dの木場君?
日常風景のパフォーマンス
第31話
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で無銘の剣をバラまいていたんだろうね。

「ぶはっ、アーチャー、テメエの仕業だな!!」

「ふっ、ルール上問題あるまい。直接攻撃ではないのだからな」

「無論、問題無い。だが、オレのボードを粉砕しやがって。覚えてやがれ!!」

ボードを壊されたプロフェッサーが泳ぎだし、再び爆発に飲み込まれる。

「覚えておくのは面倒だからな。障害はここで排除させてもらおう」

次々と海面が爆発していく中、プロフェッサーが沈んだ場所から少し離れた場所が赤く染まる。

「くっくっく、これでアーチャーは直接攻撃をかましたことになる」

海面が赤く染まった部分からプロフェッサーが浮かび上がってくる。その顔は痛みによって引きつっている。海中の剣を抱き込んだのか、胴回りから大量の出血を伴っている。それに左腕も殆ど動かしていない。

「げぇ、師匠があそこまでなり振り構わないってことは賞品がかなり惜しいのか、それとも罰ゲームがヤバいのかの二択っすね。もしくは両方っすか?」

ボロボロの身体を引きずって戻ってきたプロフェッサーが自分の治療を施しているのを見ながらミッテルトさんが顔を青ざめています。これは、僕達も本気を出した方が良さそうですね。




結局、遠泳対決は僅差で緑チームが1位、2位に僕達赤チーム、そして3位に黄チームで青チームが失格で4位と言う形になった。

「次はビーチバレーだな。見ての通りコートは準備済みだ。ルールは11点2セット先取。メンバーは二人だがサーブ前ならいつでも交代可能だ。それから引き続き飛行と転移と直接攻撃の禁止。それに追加してボールを破壊した場合は失点扱いだな」

治療の為なのか鏡を見ながら自分の身体を縫合しているプロフェッサーがルールを説明する。その姿に大半がどん引きしている。僕もどん引きだ。

「とりあえず聞きたいんだけど、なんで治癒魔法をかけないの?」

「良い質問だな。簡単に説明するとオレの身体は日々改造を加えていてな、現在の所、ホムンクルスよりはゴーレムよりの身体になっていて治癒魔法が効き難い。代わりにこんな適当な処置であとはパテでも当てれば修理完了だ」

そう言って本当にパテを塗り込んで乾かしてしまった。さらに皆が引く。幾ら何でも生物を辞め過ぎだ。

「自分の身体すら研究材料にするとかイカレすぎっすよ」

「何を言っている。ミッテも、おっと」

「ちょっ!?ウチも改造したんっすか!?何をしたんっすか!?吐け、吐くっすよ!!」

「こう拳と拳を合わせてチェンジサイボーグと叫ぶとだな」

「よりによって鋼鉄ジーグ!?」

「特に何ともないな」

「焦らせるのも大概にするっすよ!!」

「さすがのオレでもそこまで時間がなかったからな」

「時間があっ
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