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大陸の妖精
救出劇
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ジルを睨みつけると、懐に入り込み思い切り殴り飛ばす



ガジル「この・・・!」


ナツ「まだまだァァアァア!!!」ドォォン


ガジル「ぐぁっ!!」


ナツ「だらぁ!!!」バゴォオ


ナツは休むことなく、ガジルに猛攻撃を加える



ガジル「鉄竜棍!!」


ナツ「オラァ!!」


反撃するガジルを捕らえ・・・



ナツ「火竜の鉤爪!!!!」


爆炎纏った蹴りを叩き込む


しかしガジルに大したダメージは無く、再び反撃する



ガジル「鉄竜剣!!」


ナツ「うぎぃ!!」



アルト「まともに食らった!!」


ハッピー「鉄の滅竜魔法!!」



ナツ「どらァア!!」


ガジル「ギヒッ!」ドガッ


ナツ「がっ・・・!!」


ガジルの凄まじい蹴りを食らい、後退するナツ



ルーシィ「な、なんて戦い・・・なの・・・!?」



ガジル「やっと決着をつけれるな、サラマンダー」


ナツ「燃えてきたぞ、鉄クズ野郎」


ナツが再び拳に炎を灯す




ナツ「アルト、こいつは俺がケリをつける!」


アルト「ナツ・・・!?」


ナツ「他にぶっ飛ばしてえ奴がいるんだろ?行ってこいよ!!」


アルト「!!」


ナツがアルトをじっと見据える


お互い言葉を交わさずとも考えてる事が分かるようだ



アルト「あぁ!任せたぜナツ!!」


ナツ「おうよ!!」


ルーシィ「アルト!!」


ナツたちに背を向け部屋を飛び出そうとしたアルトをルーシィが呼びとめた



アルト「・・・なんだ、ルーシィ?」


ルーシィ「あ、あの・・・えっと・・・」


何か言いたげだが、瞳を下げて口ごもる


呼びとめたはいいが、かける言葉が見つからないようだ



ルーシィ「ま・・・負けないで・・・!!」


アルト「!!」


ルーシィ「必ず・・・無事に帰ってきて!!」


アルトを真っすぐ見据え、途切れ途切れに言葉を発するルーシィ


その瞳には「無事に戻ってきてほしい」という気持ちだけが込められていた



アルト「・・・心配すんな!俺が負けるか!!」


親指を立て、ニヤリと笑いながら言うアルト


そして再びルーシィたちに背を向け、部屋を飛び出す


その姿を見たルーシィは安堵の笑みを浮かべて静かに頷いた










ハッピー「・・・できてる」


ルーシィ「で、できてないっ!仲間なんだから心配するのは当然でしょ
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