第2章 宇宙を目指して
全面戦争勃発
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最新鋭量産型IS[マリシアス]を駆る部下が報告してくる。センサーは距離200000に敵艦隊を捉えていた。
空母4隻、ミサイル駆逐艦20隻、軽巡洋艦5隻、潜水艦10隻の大艦隊だ。
「よし、俺が空母を沈める。お前たちは残りを潰せ。1隻たりとも逃がすな」
「「「「「「了解」」」」」」
2番機が駆逐艦に襲いかかる。
スラスターを吹かせ急接近、CIWSを掻い潜りながら艦橋に張り付きビームライフルで艦橋の上から船体を撃ち抜いた。ビームは艦内の弾薬庫を貫通しミサイルに引火、ミサイルの爆音と共に駆逐艦は真っ二つになり轟沈した。
それを見届けながら俺は艦隊中央の空母の1隻に肉薄し土手腹にツインバスターライフルを叩き込んだ。
何機かのISが脱出し、襲いかかってくる。それらを空母ごとロック
「フルバースト」
フルバーストで空母ごと殲滅した。
「次行くぞ」
2隻目の空母の艦尾に回り込み艦首へ貫通するようにツインバスターライフルを照射する。
動力系に引火し爆発炎上する空母。中からは次々とクルーが出てきて海へと逃げて行く。
そしてそれらを守るように立ちはだかるIS部隊をローリングバスターライフルでまとめて掃討し次の空母を沈めていく。
最後の空母が沈んだ時、全てが片付いていた。全員が絶命し海を漂う敵のIS部隊の亡骸、燃え盛る巡洋艦、真っ二つになり沈んでいく駆逐艦、海を漂う沈んだ潜水艦から漏れだしたオイル。まるで地獄絵図だ。
部隊員に欠損は無し。完璧な勝利だった。
「よし。第6独立戦隊、帰還するぞ」
太平洋上空を7機のISが帰るべき場所を目指して翔んでいた。
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Side和也
俺の率いる最精鋭部隊はアメリカ本土を目指し太平洋をマッハ4で巡航していた。
この部隊は俺のアルティメス9号機とエースパイロットのアルティメス3号機・5号機、マリシアス14機の計17機で構成された強襲部隊だ。
途中でIS搭載空母による妨害を受けたが敵部隊を全滅させた上で空母を轟沈させ突破した。
そしてアメリカ本土カルフォルニアにたどり着く。
待ち受けるのは基地のIS部隊。
「社長、ここは俺が」
3号機のパイロットはツインバスターライフルを構え基地を狙撃する。
ビームは基地の司令塔を直撃、さらに爆風が貯蔵されていた燃料に引火、基地は火の海と化す。
「敵部隊が来ます!」
「よし、ここからが本番だ。諸君、派手にいこう」
17機のISが散開しそれぞれの獲物に襲いかかる。
『何!?奴は…』
『敵の大将自らだと!?』
既に敵の回線はジャックされており、通信の内容はただ漏れだ。ど
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