我々の内部にある何者かを憎んでいる
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いう行動は嫌がられるだろうか
シュロは気にすることなく、手早く済ましてこいよと言って送り出してくれた
・・・駄目だと言われると思っていたんだが・・・
見舞い用のフルーツセットを持って病院へ
綱手らしき人とガイ上忍が足早に病室に向かう姿を見て、サスケの治療は終わったものと判断する
「・・・志村だ、見舞いに来た」
ノックして入室するとサクラが驚いたように顔を上げた
「志村さん!?・・・シュロはいないでしょうね・・・?」
・・・大丈夫だよ
「大丈夫、置いて来た
・・・目が覚めたんだな」
ケンカになっても困るからな
最も、サスケを家族に勧誘したシュロなら、もうケンカはしないだろうけれど・・・
「・・・イカリ・・・」
青褪めた顔が幽霊のように見えた
しかしコンの顔色の方が青いな
「サクラ、リンゴ剥いてやってくれ」
「わかったわ
・・・あ、ナイフ借りてくるわね」
そういってナイフを借りに席をたつサクラ
うなだれたままのサスケに向かって、どう声をかけるべきか
「大蛇丸に、変な術かけられたみたいだな?」
悩んだ挙句、こんなセリフしか出てこない
もうちょっと気のきいたセリフを言いたいものだな
「・・・誰から聞いた・・・」
睨まれる
「木の葉崩し前後のお前ら七班の様子を見て・・・な
・・・お前、与えられるだけの力が強いと思うか?」
流石に原作で見ましたとは言えない
「何が言いたい・・・?」
俺、七班はあの三人できゃっきゃっうふふしてて欲しいんだよね
まぁ、どうしても里抜けするって言うんなら止めないけど
「枷があってこそ、人は強くなれるものじゃないのか
・・・正直言って、お前は弱いぞ」
私よりは強いけどな!
「なんだと!?・・・っぐぅっ!」
私の物言いが気に触ったらしく掴みかかられる
伸ばした腕を掴み、捻り上げた
「体術が得意じゃない私でも、こんな簡単に無力化できる
シュロだったら蜂の一刺しで終わるし・・・コンならどうするかな
今のお前じゃナルトにも勝てない」
コンは・・・森とか遮蔽物の多いとこなら勝てるんじゃないんだろうか
・・・そういえばコンはサスケの里抜けはどうするつもりなんだろう
シュロは介入したいとか言って、最近ブれてたけど・・・
「ふざけるな・・・!」
ナルトに勝てないと言われたことがよっぽど悔しかったらしい
すこしだけ眼が潤んでいる
「絆を捨てて、与えられた力で復讐して・・・それで一族に誇れるのか」
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