年末スペシャル:キャラ達の大戦争
[1/3]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
年末……
一部では年の締め括りと言われているが、彼らはそれを戦争と呼んだ。
「……ライト、これは?」
「……何か」
「……ダーク、何だか解?」
「恐らく得たいの知れない何か。俺じゃなくてライトの」
「おーい!!何か変なもん出たけどー?」
「ロードに言って家を壊さない程度に燃やさせろ!!」
キャラクターの怒号が入り混じり、ダーク家は現在大掃除中だった。何故なら、今日が年末だからである。
一応、この家には神が四人、神候補二人が集まっており、くつろいで居たところをジェイダが現れ、今に至る訳である。
そして、人手が足らないため、ライトの特殊VRフィールドを家内部に展開、ロードとゲンも呼び出し、後から仕事を終えて帰ってくるストレア、買い物に出掛けたミザール、アスカ、サナが家に来る手筈である。
男性陣+ミヤビは、それまでに家を大掃除して、年を明けると言う仕事を成さねばならない。
……しかし、主に自分の家ではない筈なのだが、ライトの私物が多く、そして、住人が増えたダーク家ならではの私物管理すらなってない状況に陥っている。主にミヤビ。
「うわっ、何か変なの出てきましたよ!?」
ルーグの声が聞こえ、ライト、リンの頭の上をダークが飛び越えて二階に上がると、ライトの使っている部屋から、何か白い物が出てきていた。
「……ライト!!白いの何だ!?」
ダークが叫ぶと、ライトが返答する。
「……あ、幽霊研究に使用してたマシンの中に居た幽霊かも」
「……ルゥウウウウウウウグゥウウウウウウウッ!!」
「は、はい!!」
ルーグが急いで扉の向こうに入るが、すぐに幽霊に引きずられて戻ってきた。
「……能力が効きません」
「……(プチン」
何かが切れた音がし、とうとうダークが神化した。
「『消え失せろ!!』」
ダークの強力な言霊により、幽霊が一斉に消滅……と言うか成仏した。これで天界が忙しくなったらライトに罪を擦り付けよう。
「って、アレ?ルーグ、リオンは?」
「ええと……確か裏手の空間室を掃除してくるとか……」
途端、爆発音が響き、地面が揺れた。
「……マシンが暴走してる?」
「……ここは僕が後片付けしておきますからリオンをお願いします」
ダークは頷くと、窓から裏手に回った。
ライトサイド
一方ライトサイド。此方も手間取っています。
「うっわ!!スライム!?」
「此方はゴールデンゴーレム!?」
「……此方はミレニアモン」
色々なネタ要因が詰まった怪物達に襲われていた。
「「「ライト!!何で作った!?」」」
三人が言うと、ライトは言う。
「すっかり忘れてた?」
「「「疑問系に言うなよ!!」」」
三人は同時に神化して五分の一の力でぶち壊すと、そのままライトに詰め寄る。
「「「おい、他
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ