第04話 双璧のカイエン
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ギノツルギ》″といいます。私の剣ですからね。」
カイエンも剣を差し出した。
草薙はそれを拝借し、眺めた。
「見事ですね。これが貴方の″セイバー″ですか‥‥‥‥‥素晴らしい」
「″パーシヴァル″じゃ。言わんでも知っとるじゃろうがな」
″パーシヴァル″の赫い刀身が草薙に語りかける様にして煌めいていた。
「お互い、良い剣をお持ちですね」
「ワシらの“魂の武器”じゃからな」
二人は互いに微笑み合った。
「お、そろそろ時間ですね」
草薙はカイエンに大きく一礼した。
「また、いつかお会いしましょう」
そう言うと、向きを変えて歩き始めた。
「あぁ、またのぅ」
カイエンもそう返答した。
二人の騎士は、そのまま各々の方向に歩き始めた。
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